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バスで途中下車している俺たちが飛行機に乗らないといけない理由。

こんにちは。お久しぶりです。
今回は体育会部員として、嫌というほど、今もそしてこれからも考えないといけない組織をどう築きあげるのかについて、少し自分の考えを書いていきます。

目標を設定し、その目標に部員全員が向かわなければいけません。しかし、全員が同じ目的、目標を目指すことは簡単ではないと思います。先日、同期と2人で面談し、たわいない話から最後はどんな組織作りたい?みたいな、体育会あるある、必ずいきつく組織について意見を出し合いました。出た答えとして、人それぞれ、何かしら目的を持って部活に取り組んでいるし、目標だって、やりがいだって人それぞれ違います。だから、今の俺たちの状態は色んな個性を持った人が集まった集団なのです。では、組織とは何なのか。例を見てみましょう。

企業という組織は社長の思いがそのまま理念になってます。だから、社員はその理念に共感するから、その企業で働いているのだと思います。
体育会はどうでしょう。社長はいません。監督やコーチはいますが、チームを作るのはまさに部員一人一人なのです。そして前述したように、一人一人が違う目的や目標を持っているため、全員が納得のいく、目指したいと思える組織を創りあげるのは相当な時間と労力を費やさないといけません。なぜなら、誰かの手によって作られた組織ではないからです。

俺たちが今乗っているのは、バスです。それぞれがそれぞれの目的地で降りることができます。途中下車できるのです。終点まで行く人もいます。しかし、飛行機はどうでしょうか。行き先は無限にあるにせよ、1度乗ってしまえば、途中下車は出来ません。全員が同じ目的地に行くのです。その中で色んなサービスを受けれます。色んな出来事が起こります。色んな過程が生まれます。しかし、ゴールは全員同じ目的地です。必然と目的地に辿り着きます。そして、飛行機はバスと違い、目的地まで辿り着くのに長い時間がかかります。

課題は全員が飛行機に乗らないといけない理由を明確に持つこと、長い時間を費やす価値のある乗り物にすることなど、その他もまだまだあると思いますが社会人になってからでは、味わえないような答えのない難題な問いに直面している気がします。しかし、これこそが体育会の素晴らしさであり、価値のあるものだと感じます。ありがとうございました。


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