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公共政策立案を進めるためのロジック力強化セッション(3月6日と13日)のご案内

3月になりますが、僕がタッチしている会社〜合同会社政策支援ですが、二つのセミナーをします。「公共政策立案を進めるためのロジック力強化セッション」です。↑。

peatixのカバーレターにも書いたのですが、

【対象】
対象は、地方議会議員、行政職員、NPO、民間企業のCSR/SDGs担当など公共政策の立案に関係ある方です。特に、最近いろんなパワーワードに振り回されて困っている方・疲れている方、新しいツール・アイデアを使いこなしてみたい方・提案していきたい方。定員は12名とします。これ以上は増やしません。

【実施趣旨】
コロナ禍においては、政策形成のあり方は大きく変化が求められています。DX、SDGs、PPP/PFI、そして、COVID-19などが代表的なパワーワード/アイテムと言えるかと思います。
変化が必要な理由は、明らかに、予期できない、できなかった事象が起きていることへの対応力が現状ではそれほど高くないということにあると、感じています。この対応力の強化には、公共政策にチューンナップした論理力(ロジックの力)が必要になると感じています。
【実施内容;基本的にレクチャー・一部ワークショップあり】
(1)公共政策形成に必要な論理力の流れをおさらいします。
(2)公共政策がなぜ失敗するのか、なぜ現実にキャッチアップできなくなっているケースを学習します。自治体/国レベルのケースを検討します。
(3)失敗から成功へ、現実にキャッチアップできる論理力とはなにかを議論します。
【キーワード】
PCM、アブダクション、未来思考、 デザイン的思考、プログラム評価

なぜ、こういう内容で・・・と思ったかというと、やはり、昨今の様々な社会課題がわき起こっているなかで、公共政策ってちゃんと機能してきているのだろうか、もっと突っ込むと、一回失敗してもいいから、公共政策の柔軟性って担保されているのだろうかと。

その上で、公共政策立案のトレーニングはどうなるべきなのかを考えることしばしばなのです。最近ですと、どこからか導入された概念をどのようにして適応するのかということが多いかと、もしくは、先進事例の学習が第一義的になっているのではないと。

現場から一歩ひいた問題の構造化、そして、本当の原因をみつけることができるのか、そして、問題はだれにとってものなのか、そして、どの順番で事業を積み重ねるべきなのかという基礎的なトレーニングの重要性が必要になってきていると感じています。

基礎トレーニングはプラグマティズム的視点からの論理トレーニングに始まり、デザイン志向とPCMによる構造化とサービスのあり方、そして、KPIとEBPMなどの効果の「見える化」の設計についての議論を行います。

今回は12名という少人数での実施というのも、そうした理由からです。ちゃんと対話できるスタイルにしないとやはりうまく伝わらないかと思っています。

ぜひ、ご参加のほどを(了)。

ありがとうございます!