見出し画像

言語聴覚士って知ってますか?

はじめに

初めまして、6月から非常勤でキャンプパークラフトの事務員を務めている吉澤と申します。 私は、星槎国際高校立川学習センターを卒業後、大学に進学・卒業し、青梅にある多摩リハビリテーション学院で学びました。そこで、国家試験を受け、言語聴覚士の資格を取得しました。

言語聴覚士って?


皆さんは言語聴覚士という資格をご存知でしょうか?

リハビリ職には大きく分けて3つあります。
1つは理学療法士、2つ目は作業療法士、3つ目は、言語聴覚士です。

恐らく、スポーツをやっている生徒さんの中には理学療法士や作業療法士にお世話になったという人もいらっしゃると思います。 理学療法士は、粗大運動(大きな運動)が困難な患者様に対してリハビリをする専門家です。

例えば、歩行困難な方に対して歩けるようにリハビリをします。
作業療法士は、微細運動(小さな運動)が困難な患者様に対してリハビリをする専門家です。例えば、お箸を使って食べ物を口に運ぶ動作のリハビリをします。
他にも精神疾患の方に対するリハビリもしたりします。

言語聴覚士は、脳の障害で言葉が上手く出てこなくなってしまった方や食べ物を上手く食べられなくなってしまった方に対してリハビリを行います。成人だけではなく、発達段階で言葉やコミュニケーションに困難が出てしまったお子さんに対してもリハビリを行います。


目指した理由


私が言語聴覚士を志したのは、祖父や親友の死がきっかけとなりました。
2人共と話すこともなく亡くなったことを悔やんでいたので、自分が少しでも言葉を紡ぐ仕事に就きたいと思い志しました。実際、お仕事をしてみて患者様が病気で苦しんでいる気持ちに寄り添う難しさを痛感しました。寄り添うだけでなく、リハビリ職は患者様の今後を多角的に考え導く必要があるのでその難しさにも直面しました。しかし同時に様々なことを患者様から学ばせていただきました。


これから

今は医療現場にはいませんが、これから少しでも自身が学んだことを今度は学校現場で生かせるように日々精進していきたいと思っております。
もし、これを読んでくださった方の中に少しでも医療職に興味を持っていただけると幸いです。

何か質問等あれば気軽にお声かけてくださいね。


この記事が参加している募集

オープン学級通信

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?