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【育休もいいけど、父ちゃん達よ、これやって!⑤】妊婦健診の付き添い

こんにちは。今日も6人育児に髪を振り乱してるOchoです。これまで5回の妊娠期間中、連れ合いが妊婦健診に付き添ったのって何回やったかいな?長女の方が三女の時まで、ほぼ毎回付き添ってくれていた妊婦健診。父ちゃん達にも是非、妊娠中から参加して、父ちゃんになる準備を進めてほしいもんです。ってことで、今回は妊婦健診の付き添いのお話。

下着を取って

およそ白昼には似つかわしくないような言葉に続き、「台に乗ってくださいね」カーテン越しに丁寧だけど、ちょっと機械的な声が掛かる。椅子のようで椅子ではない歪な形の台、無機質なことを取り繕うように選ばれたピンク色の合成皮革のシートに剥き出しの腰を降ろすと、ひんやりと地肌に伝わる人工的な感触に無防備な姿でいることに気付かされる。お尻がなんとなく治らず、その居心地の悪さに、心許ない気持ちになる。無機質なモーターの音と共に強制的に脚を拡げられると、羞恥心はピークに達し、自分の最も大事な部分を覗き込まれるようで無意識に少し身体が硬くなる。そして、内診が始まる。

プライベートゾーンを人前で露わに

もしパートナーが妊娠したら、ほぼ全員が経験する内診。男性ってそういう経験するんでしょうか?
妊婦健診では、赤ちゃんや子宮がある程度大きくなり、お腹の上から検査できるようになるまでは、膣側から検査をして、赤ちゃんが元気か、調べます。お腹が大きくなってからも検査のために内診台に乗ることも少なからずあり、赤ちゃんのことが心配なので当たり前のように受け入れているけど、緊張もするし、あんまり気持ちのいいものではありません。対応するスタッフの言葉や態度によって、傷付くこともあるかもしれません。

受診も一苦労

さらに、妊娠初期は、個人差も大きいけど、吐き気や胃の不快感、怠さや眠気が重なって、ただ順番待ちしてるのすら辛いこともあります。
体調が安定してくる妊娠後期には、経過が順調であっても貧血や浮腫み、腰痛、頻尿などいろいろなマイナートラブルが出てくることもあって、病気ではないけど、受診することを負担に感じることもあります。

妊娠はいいことばかりではない

妊婦健診で元気に動く我が子と順調な経過を確認できることは楽しみでもありますが、同時に不安も付きまといます。医師が発する「ちょっと詳しく診てみましょう」という言葉、ただ超音波の画像が悪かったとか、赤ちゃんが見えにくい位置にいたとか、ただそれだけかもしれないけど、言葉をそのまま額面通りに受け取れないくらい、赤ちゃんのことになると不安な気持ちになります。

ただ寄り添ってくれれば

正直、パートナーが付き添ってくれたとて、それらの不快感やマイナートラブル、不安な気持ちがなくなる訳ではないのだけれど、ただ一緒にいて気を紛らわせてくれたり、不快感を吐き出す排水口になってくれたり、不安な気持ちを共有してくれる人がいるだけで心が軽くなります。
ちょっとした赤ちゃんの変化に過剰反応して、一喜一憂させてくるホルモンの影響で不安定な精神状態、貧血や眠気でボーっと集中できない頭にたくさんの情報の中、大きかったり、小さかったりする決断を求められる瞬間もあるかもしれません。そんな時に、その責任を一緒に背負ってくれる人の存在は救いになります。

今回は、父ちゃんに是非参加してほしい妊婦健診の付き添いについてのお話でした。妊娠中からパートナーを支えて、素敵な父ちゃん母ちゃんになられることをお祈りしています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんの経験や感想などありましたら、コメントいただけると嬉しいです。
ではまた


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