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【育休もいいけど、父ちゃん達よ、これやって!②】母子手帳交付申請手続き

異次元の少子化対策だとか何とか言われる世の中ですが、育児支援は出産前から始まっていると感じている筆者。5回の出産を経験し、6人を子育て中の筆者が、育休以前に父ちゃん達にやって欲しいことを綴っているシリーズ。今回は、母子手帳交付に関するお話です。

母子手帳はそう簡単にはもらえない

病院で妊娠が確定し、出産に向けて、次にやらなければならないのが、母子手帳の交付申請です。お住まいの地域の保健福祉センターや市役所の担当窓口などで手続きを行う訳ですが、これが結構大変なんです。

想像してください。二日酔いの頭で、初めましての相手に、プライベートな内容を根ほり葉ほり聞かれた上、大量のパンフレット、試供品を渡され、講習会の案内、福祉サービスの紹介、補助券の使い方の説明…と聞かされる1時間。できればご勘弁いただきたいですよね。
市役所の職員の方も優しく体調を気遣ってくれるものの、サポートが必要なケースを見逃さないようにと必死なのか、圧がすごかったりして、それも疲労感を増大させるような気もします

母ちゃんはつらいよ

妊娠初期のつわりや眠気などの体調がすぐれない時期にこのタスクをこなすのは、なかなかつらいものがあります。場所が悪いと身体が冷えたり、椅子が痛かったり、上の子がいれば、その子を大人しくさせながら、説明を受けなければならず、かなりい細心の注意を払わないと「あぁもう横になりたい‼︎」って心の声が漏れてしまいそうです。それでもこの手続きを通過しないと補助券を受け取ることができず、その後に受ける妊婦健診や産後健診の費用を全額自己負担することになってしまうので、やらない訳にはいかんのです。基本的には妊婦本人が申請に行かねばならないのでしょうが、この手続きを連れ合いが代わりにやってくれたら、どんなに楽だったか…と振り返ります。しかし、そんな苦労を彼は知る由もないでしょう。

世の中の心優しき父ちゃん(予備軍含む)の皆さん、母子手帳を見せられて、「本当に俺の子?」とか、アホなことを言うとらんと、厳しい修行を乗り越えて、生きて帰った母ちゃんに、是非労いの言葉を送って下さい。お腹の中で聞いてますよ、あなたのお子さんが!!

今回は、父ちゃん達にも知って欲しい、母子手帳交付の手続きについてのお話でした。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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