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「口から栄養を摂取する」ことが非常に重要なんですね!

急性期病院に勤務の看護師さんからの問い合わせがありました。
2~3年、ずっと入れ歯を入れっぱなしの方が、肺血症になって入院してきたとのこと。
口の中はただれて、口腔内環境はひどい状態だったそうです。もちろん、食べれない、しゃべれない、飲み込めない。

弊社の洗口液を使ってケアしたところ、1週間で劇的に改善し、「何でこんなに早く効果が出るのか説明会を開いてほしい!」とのことでした。


現場のことを知らない私たちにとっては、本当ですか!?と反対に驚くしかありません。
苦しんでいる方ご本人、ケアされている方の負担が減っていけばいいなと願っています。

こうならないためには、自ら、予防に心がける必要があります。
きっと、きっと、この方も、あ!やばいかも、という時があったと思うんです。

口のトラブルは、突然やってくるわけではありません。
私のような鈍感な人間は、指摘してもらうと助かります。
「お口が乾燥してますね」
ドライマウスというのですが、これが、お口の環境を壊していきます。

施設に入所している高齢者の方の、口腔内細菌を調べた先生がいらっしゃいます。
つい先日、その方のセミナーを受講しました。

口がカラッカラに乾燥すると、普段口の中にいる常在菌が住めなくなるんだそうです。
その代わりに、カビ菌や普段出てこないような細菌が増えてくる。

そうなると、口内炎が出来たり、潰瘍が出来たり、それが栄養不足につながり、負のサイクルに入ると大変!

口腔内だけではとどまりません。

些細な気づきを見逃さないでください~


今日は
「口から栄養を摂取する」ことの重要性が科学的にも確認された
というお話です。
え~~!?飲み込むって健康につながっていたの~?!

「食べ物を飲み込むときに、喉からの情報によって甲状腺につながる副交感神経が活性化する反射が起こり、健康にとって重要なホルモンであるサイロキシンとカルシトニンの分泌が高まる。「口から栄養を摂取する」ことの重要性が科学的にも確認された—。
イロキシンの分泌量増大により「全身の細胞の代謝が高まり、精神機能も活性化」する、カルシトニンの分泌量増大により「骨が強くなる」のです。

いつまでも、おいしいものを口から頂きたい!

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