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『夏と秋。九月四日。指輪』

二十四時間経過しても、トイレの排水に異常はなかった。多分、直ったという事だろう。私のうすっぺらい人生の経験則に基づいて考えると、これ以上深追いすると失敗する。ボルトをなめたり、プラスチックを破損させたり、たかが、掃除、されど、掃除だ。

そう、なんとなくぼうっとamazonprimeの『力の指輪』を見始めてしまった。途中で気づいた事がある。私はそもそも、映画版の『ロードオブザリング』を観ていなかった。小説も。で、その世界観の時系列的に『力の指輪』を2シーズンの三話目まで観ている私はあっているのか不安になった。

斯様にして、映画版三部作を一気に観てみた。時系列的には『力の指輪』を最初に観ても問題なさそうだ。内容はともかく、二十数年前の作品の映像は古びていなかった。

気になった事もある。
ファンタジー作品の定番、エルフ=魔法というわけではなかった。エルフは長命で半神的な不可思議な存在として描写されていた。トールキンの原作もそうなのだろうか。いつから、エルフ=魔法になったのだろうか。すこし、ネットを調べてみると、エルフ=魔法を創作したのは北欧神話をモチーフにしたトールキンとでてくる。でも、映像作品上では、とんがり耳の『弓使い』の範囲からはみだすことはなかった。

これは、どういう事なのだろうか。原作を読んでみるか。電子書籍はあるのだろうか。

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