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『5クール。113日目』

世にまれにみる、私の絶不調が収まらない。『腹下り』以外の不調が押し合いへし合い、私のもとに集合している。ずっとねむく。ずっとだるく。ずっとへんなのだ。肌にまとわりつくじめじめする梅雨の不快感。頭痛を誘発する気圧。抗がん剤の副作用による倦怠感。いっせいにくるなよな。
そして、私の部屋の湿度計は70%を超えている。ここ数日、私はほぼ虚ろだ。

さっぱり感が足りないのは苦痛だ。そろそろ『短坊主』にする時期かもしれない、4週間は経っている。強制的にさっぱりするしかないだろう。バリカンでじゃりじゃりすれば10分で終わる。しかし、私には、その行動力も失われているようだ。なにもできない。

久しぶりに、パキシルを最大量服用してみた。さて、気分はよくなるのだろうか。私はいま、穴ぐらに頭を突っ込んでいるようにぜえぜえ息をしている奇妙な生き物なのだ。私は非常時にあるのだ。それなのに、『光る君へ』が来週ないなんて、あんまりだ。毎週の楽しみがひとつ減ってしまった。調子がさらに狂う。

気分を変えよう。今シーズン食べたとうもろこしが百発百中で美味しい。今日も2本食べた。今年はどうしたのだ。豊作だ。完璧なとうもろこしがいたるところで、しかも手頃な値段で売っている。とうもろこしは絶好調なのだ。それにあやかりたい。いつか、青森で食べたブランドとうもろこしに引けを取らない美味しさだ。今シーズン、まだ食べていない方々、食べたほうがいいです。今年のとうもろこしは別格のシーズンをおくっています。


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