『自堕落静養日記。十二月十五日』
TVerで『それでも、生きてゆく』の配信が始まりましたね。
控えめにいって、私の生涯ベスト級のドラマです。
あらすじを申し上げると、一行で終わります。「それでも、生きてゆく」、です。私は、この作品に関して多くの言葉を持ち得ません。ただ、物語に身を委ねるだけです。2011年のドラマですから、未視聴の方も多いのではないでしょうか。じっくり味わうことをおすすめします。
さて、抗がん剤治療の副作用による肌の乾燥がひどいことになってきました。夏からくらべれば、見た目上は改善傾向がみられます。私の肌はどちらかといえば湿潤を嫌います。湿潤がじんましんを誘発させることもあるのです。しかし、この冬は背中や尻などを触ると「私は象か」と思うほどの、荒れようなのです。いつ、ひび割れるのかとヒヤヒヤしてながら暮らしています。もう、踵は割れましたが。
病院から処方された保湿剤、ステロイド、そして、市販のクリーム、ベビーパウダー、ワセリン、入浴剤の薬湯、食事など色々試しいるところです。家の庭のどくだみ草も冬枯れで、もう収穫できません。
私は忘れていました。春になると不用になり、夏になると液体状になって廃棄していたものを。冬になると思い出す、あの天然の保湿剤。革ジャンにも塗りまくっていたこともありました。
私の生涯ベスト級の保湿剤、『馬油』です。
久しぶりに塗ってみたら、肌が整いました。