見出し画像

好きならば。


好きなこと、好きなもの、好きな人、
私は1つに絞ることができなくて
その一つにとことんハマることを恐れているところがある。


それはきっと、"恥ずかしさ"が大きい。

こんなに「好き」と言って大丈夫なのだろうかと。


好きなブランドの1つとして私の中に確実に存在していた

「LEBECCA boutique」

今日7月31日、このブランドの幕が下りる。

初めて知った日はいつだっただろう。
携帯のお気に入りを開くと最初の方に登録してある。きっと、2017年くらいだったと思う。
どんな洋服が好きだろう?似合うだろう?と探し始めた頃。


一つ一つのワンピース、お洋服にストーリーがあって、なんで素敵なブランドだろうと思う反面、その熱に触れることが私は少し怖かった。



初めて「お迎え」したのは
アンコールもらうワンピース

2019年にようやく手にした1着。
握手会の日初めて袖を通した時ドキドキしたことを覚えている。


それからしばらくして
SNSを見ることが増えた2020年の春
ふと、Instagramのストーリーで流れてきたワンピース。


「私とあなたの邂逅ワンピース」

見た瞬間からドキドキが止まらなかった。
なんて、素敵なんだろう、この服を身に纏いたいと。

発売前の商品だと知り、
それから続報を今か今かと待っていた時間。


家と近所を往復するだけだったあの日々の中で、
かわいい洋服を見る時間は私にとって大きな楽しみだった。


発売日webサイトを開きながら、
発売時刻の21:00になるのを電波時計と共に待つ。


無事に「お迎え」できたワンピース。
プロデュースメンバーの方から届いたメッセージ。
愛のある一言一言がどれも心に響いて、
いつかこの方に会いたい、そう思うようになった。


だけど私の恥ずかしさはいつもそこにいて
なかなか動けない。

お店が閉まってしまうと聞いたあの日、
もう会えなくなってしまうかもしれないとわかってから動いた足、少しの勇気でお店に入る。


お会いしたかったです、と伝えられた。
私の大切な思い出。


最後のイベントに招待された時、
こんな私が行ってもいいものかと迷った。だけど
招待された喜び、会いたい、その空間に触れたいという大きな気持ちを胸に私は会場を目指した。




初めてお会いしたえるさん


大好きなワンピースをプロデュースされたユマさん


店舗でお会いしたあやさんに、
ずっと見ていたスタッフの皆さん。


愛が溢れた場所にいたあの瞬間私はとても幸せだった。
好きになってよかった、
好きだという気持ちが伝わってよかった、そう思った。


好きという気持ちは
なんだかちょっとくすぐったくて恥ずかしい。
だけど少しの勇気で飛び込んでしまえば
そこはとてもあたたかい場所なのかもしれない。


私にとってはお洋服、そしてLEBECCA boutiqueがその一つだったけど、
なんだか私たちアイドルにも言えそうだなと、
何かのファンになる、とはこんな気持ちなんだなと感じる。

好きならば好きだと言おう


この言葉を胸に刻んで
生きていきたいものです。


あーーーもう少し早く素直になっていれば!!
着たかったお洋服が沢山あった!!!!と
展示されていた写真を見て思ったものです。