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日本有数の鍾乳洞にケイビングしてきた!

沖永良部島旅のケイビング編。
前回の記事はこちらへ↓


ケイビングって知ってますか?

ケイビングとはCAVE(洞窟)という英語から誕生した言葉で、スポーツ的に洞窟探検を楽しむアクティビティです。
洞窟に入って探検すること
洞窟内の探検は、日常では味わえない神秘的な世界が観賞できます。
何万年も昔から存在する鍾乳石や洞窟内の地底湖など、スケールの大きい魅惑的な空間が広がるでしょう。

日本は洞窟の数が少なくてポピュラーなアクティビティではありません。

今回行った沖永良部島の洞窟。

沖永良部島は東洋一の鍾乳洞・昇竜洞をはじめ200~300の大鍾乳洞群が見られ「花と鍾乳洞の島」の異名をとっています。

サンゴ礁が隆起してできた沖永良部島は、地底に大小約300程度もの洞窟や鍾乳洞があると言われ、ケイビング愛好家たちには「洞窟の聖地」として知られるスポットです。


何千年、何万年とかけて出来た島。
その歴史が地下の洞窟に隠されているのが
なんとも神秘的で冒険心をくすぐられる瞬間。


ガイドは地下は洞窟だらけの空間だから
地盤はスカスカで大地震が来たら島は崩れ落ちるんじゃぁ?…(笑)とも言っていたくらい地下空間が凄いとな。


洞窟探検は初めてで、ワクワクドキドキ!
地下空間に隠された謎について探ってきました!

洞窟内の気温は一定で水温も冷たいですが20℃くらい(夏は気持ちいいが冬はウェットスーツをツナギの下に着た方が◎)
湿度100%でかなり潤いますね。

洞窟探検に欠かせないのがライト🔦

当たり前ですが、洞窟内は真っ暗というか闇。
ヘッドライトや懐中電灯だけが頼りです。

ちなみに万が一の事態になった時
レスキューが来るまでの間、ライトの充電がなくなった時は真っ暗になる。

その時、真っ暗でも耐えられる精神状態で居れるか。
中・上級者コースに行く時はその質問を投げかけるそうです。

私は初心者コースでしたが
実際に全ての灯りを消して真っ暗な状態になりました。

声や音しか響かない世界はやはり怖さもありました。
五感を感じられる世界がどれほど大切か身に沁みた瞬間でした。

普段どれだけ、明るい場所に居るか
洞窟を出た瞬間から感じ方が違いました。


もう一つ問われる質問は洞窟内の狭さ。

「この隙間に入ります!」の瞬間📸
上半身水に浸かりながら頭上は鍾乳石を
傷付けないように気をつけながら通ること。


低姿勢や這いつくばりながら通る場所。
大人一人がやっとの狭さや低さ。

雨が降って水が溜まれば必ず池みたいなのも出来る。

上半身が浸かることもあれば
顔の半分くらい埋まり、目・鼻・口を僅かに出しながら通る場所も(中・上級者コース)


ダイビング経験がある人なら
まだ大丈夫かもしれないが、
それ以外の人は案外恐怖心があるもの。
水の恐怖心って誰でも怖いもの。

私もダイビング経験あってもビビるかも🤭

だから、事前に聞くらしい。
「行けるか、行けないか」

必ず自分の意志を確認すること。




ちなみに緊張すると肺が膨らんで通る場所が
通れない場所もあるらしい!
なので重要なのが、落ち着くこと
【深呼吸〜。深呼吸〜。】
そうすると肺が元の状態に戻り通れるのだとか!

※パニック障害、閉所恐怖症の方はオススメできない


ここまで聞くとなんだか危なっかしい感じもするが、洞窟探検は楽しい場所。

"死ぬまでに一度は見たい景色"に登録されるほどの絶景も望めるのだから。


地球の歴史を知ること
非日常の世界に居ること
自然の大切さを知ること
五感の鋭さや感性が磨かれること
生きるって素晴らしいなと感じること

etc...


1cm伸びるのに3年以上費やす鍾乳石
鍾乳石は本来真っ白!
地下に流れ込んだ雨や泥で茶色くなるそうな。
この場所でしか見れない鍾乳石の結晶
この先はタンクを背負ってダイビングでしか
行けない未知なる場所。
探検家や学者が調査しているんだとか。
上から下に滑り落ちたりもする


探検しながらも、
ガイドが説明をしてくれるので
"なるほど!"と思いながら歩くのが楽しかった。


初心者コースの最終目的地でもある場所がある。
それがリムストーン

棚状のプールの中にライトを一つ一つ照らしている。
ライトの置き方によっては光の入り方が違う絶景に。
今まで見た事がない景色が広がっていました。

リムストーンプールの中

写真じゃ伝わらないくらい美しくて圧倒された。
これが自然が織りなす景色。
いつかは無くなってしまうかもしれない。
だから生きている内に見ときたい景色。

地球の歴史に比べたら
人間なんてちっぽけな存在。

いつも自然は私たちに問いかけてくれる。
私たちが生きているずっとずっと昔から存在する自然。


その中の一部でしかない私たち。
"広く深い心を持て"そう投げかけている気分。

自然の中にいると
優しく包まれている感覚になる。


ここまで繋いでくれた生命に感謝をした日でした。



だけど!
ケイビングは「ちょっと…」「怖いなぁ」「気軽に体験したい」方にオススメ!


沖永良部島には誰でも気軽に鍾乳洞に入れる洞窟はあります。

昇竜洞

昇竜洞は、鹿児島県天然記念物に指定されている観光鍾乳洞で、全長3,500mのうち600mが一般に公開されています。

サンゴの海から生まれたその変容により鍾乳石の発達が素晴らしく、特に壁面を覆うように結晶化するフローストーンと呼ばれる種類の鍾乳石の大きさや美しさは日本国内最大級のものとなります。
入口入ると池底空間がっ!
足元は滑りやすいが整備されている
長生きできるかな🤣
これが繋がるのは何百年後!?
近くで見るとキラキラしてる🤩
いくつか低姿勢通りもある!

約3500mの中の600mしか公開されてないが
見応えがあり、まだあるのか!と長く感じました。

そして3分の2は謎。
その先に見える景色がいつの日か見れることを祈ってます。

全国各地の鍾乳洞も見てみたい☺️


長くなりましたが、
まだまだ知られていない謎の洞窟がたくさんある島であり、本当の自然が織りなす沖永良部島にぜひ行ってみてくださいね!


沖永良部島→鹿児島
プロペラ機は人生2回目🛩
また乗りたいな☺️


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