キュン❤︎とする納棺式
人生の最期である締めくくりが葬儀。
その亡くなった人と触れ合える最期の機会が納棺式。
葬儀が始まると厳かな雰囲気に変わるから
納棺式くらいは笑って語って触れて送り出す場所であってほしい。
そんな笑顔溢れるキュンとした納棺式を綴ります。
(うろ覚えのところもあるので、言葉のみを書いてるものもあります)
男性の死化粧
男女問わず死化粧はします。
(遺族がそのままが言いと言われればしない)
そんな死化粧の一コマ。
「おじいちゃん、死化粧したいって言ってたもんね」
「綺麗になったね、これでおじいちゃんに会えるよ」
「長年お化粧しなかったけど、おじいちゃん向こうで分かるかな」
死化粧は遺族の意見が違うので、楽しいですね😂
長年の連れ添った夫婦の言葉
「来世でも、また会おうね」
本当に大好きだったんだろうな
おばあちゃんがおじいちゃんにキス
最初におでこにチュー💋
「唇にもしちゃえ」と唇にチュー💋
私が選んだ夫
故人様(おじいちゃん)湯灌している間は
「気持ち良さそうだね〜」
「かっこよくなったね〜」
ってお子さん(50代)が言ったら
妻であるおばあちゃんが
「でしょー、私が選んだんだよ」
きっと付き合う前から
この人と寄り添って生きていくと選択したんであろう。
その選択は何も間違っていなくて
夫が死ぬまで寄り添う事が出来たんだと。
私はそう理解しました。
こんなにも愛されたおじいちゃん。
そして、片時も離れずおじいちゃんのそばに居ました。
未来の納棺師!?
納棺式には小さな子どもたちも参加する時が。
亡くなった人を見るのが初めてな子たち。
怖いと言って近寄らなかったり
死んだことを理解している子も居た。
死化粧の時間は
私たち納棺師に興味津々🤣
というよりもメイクボックス。
特に女の子ですね〜。
「これ、なーに?」みたいに聞いてきます🤣
時折、「やってみる?」と言って
チークの筆を渡して「ここにポンポンしてみて」
とやらせてあげることもあります。
メイク以外もジーッと見られていることも。
それを見ていた子どものお母さんは
"すごいね〜、こういうお志事もあるんだよ"と。
どんな体験もいつか大人になった時
思い出してほしい。
"納棺師というお志事があったなぁ"と。
未来の納棺師になる人はいるかな?
たくさん納棺式をやってきましたが
毎回覚えている訳ではありません。
毎日違う納棺式をしていくので
毎日脳が更新されていきます。
だから覚えているのも一握り🤏
時にはこちら側がハッとするような言葉が心に刺さる時もあったり、哀しみが深い納棺式だったり、元に戻すのが大変な故人様だったりすると頭の中で覚えている。
人の人生の最期を見送るというのは
自分が経験しない生き方や人間関係を
垣間見ることが出来て
一人の人間として成長します。
明日はどんな納棺式を見送れるかな。
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