看護職が直面する道徳的、倫理的矛盾について書かれた本。 一部抜粋↓ 「看護は崇高な職業であるが、同時にしばしばひどくつらい仕事である。 病院では悪人ではなく善良な人がナイフを持ち、人を切り裂いている。 そこでは、善人が人が人に針を刺し、肛門や膣に指を入れ、尿道に管を入れ、赤ん坊の頭皮に針を指す。 また善人が泣き叫ぶ熱傷者の死んだ皮膚をはがし、初対面の人に服を脱ぐよう命令する。」 第一章の初めから、病院がいかに非日常であるかを医療者ではない社会学者のダニエルさんが著
理論とは?に一番しっくりきた回答をみつけたので以下記載。 「カウンセリング理論」、國分康孝氏の書籍からの抜粋。 わたしたちの世界には、まず「現象」というものがあります。 現象の背後には「ふだんは隠されている事実」というものがあります。 研究者は、「分析」という手段を用いて、「現象」の背後に「事実」を発見します。 たとえば、「離職」というものが「現象」だとします。 もし、この「離職」という現象が、「年齢別」によって異なる傾向を示しているならば、これが「事実」です
来週月曜日から講義が始まるため、少し予習。 看護理論とは? 看護に対する見方や考え方を体系的に理論づけたもの。 看護理論をなぜ学ぶのか? 1)看護の本質を探究する姿勢を育成できる 2)自己の看護に関する認識の変容がみられる 3)高度な看護実践が展開できるようになる 4)看護専門職としての自分育てが可能になる 5)実践の科学である看護学の確立に向けて取り組める 看護理論は、看護に関連した現象を記述し、予測し、説明することを目的としている(Chinn and Jacob
今日勉強したことを、 自分の言葉で書くだけの、note。 職場の先輩から、 「学びたい分野を勉強する時は まず歴史から学びなさい」 と言われたので倫理の歴史から。 ☆倫理を定義したのは、 古代ギリシャのアリストテレス。 倫理とは、 人と人とがより良い関係を築くために 考える活動(道筋)のこと。 自分のなかでは、 倫理と道徳は同義語。 ただし、 道徳は人間の本性のあり方 倫理は社会や職業集団の規範。 ☆看護師の存在意義とは? 医療資源は限られており、 特定の患