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2021年は長くそしてあっという間に終わった〜買ってよかったものをメモる。


2021年ほど、時の流れがバグった年はなかった。


結構長く生きてるので、時々自分が高倉健か!と思うほどに修羅場てんこ盛りの年がある。しかし今までは時の流れを感じながらの修羅場上等だった。しかし2021年ほど「時の流れがよくわからん」時はなかった。なんだか急に流れていく時と全く進まない時の差が激しすぎたのだ。


1:ぜんぶロックダウンのせいだ

「ぜんぶ雪のせいだ」ってありましたね。今の若者はスキーしないそうですね。


この時間感覚の歪みは「ロックダウンのせい」だと思っている。振り返ってみたら数ヶ月徒歩圏内から全く移動しない時期があった。その間気持ちの揺らぎも激しく、ちょっとやばい時もあった。そのやばい時って時間が全くわからないのだ。ちなみに私はテレビ番組も見ない。その結果「時の流れを感じるピンポイントの感覚」がほぼない。なので時間の流れが今まで以上にわからない。

唯一の時間を感じさせてくれていたのが「子供の学校」と「旅行」。2021年はこの2つのコンテンツもほぼ封印となった。そりゃマジでわかんないよね。


2:2021年に買ってよかったもの

2-1  だから調理家電買っとけ

大同電鍋、ホットサンドメーカー、マキシマムなどのスパイス類はTwitterに影響されて買った。ヘビロテしてるかというとそうでもないものもあるけど全く後悔していない。全て買ってよかった!と思ってる。もはやコレクションの域。

2-2  ガジェットには愛を感じますよね

ラズベリーパイとは「コンピュータに必要な最低限の基幹部品を1枚の回路基盤に搭載した「シングルボードコンピュータ」」。

これは息子から「欲しい」と言われて買った。ちなみに最初は「え、料理するの?」と思った。受験勉強の息抜きに楽しんでる模様。何より。

ちなみに私は12月にiPhone13 Proを購入した。基本は私が新作を買い、そのお古を子供に渡すのだけど前回のiPhone8がボロボロになっているので絶対買わなきゃ!って思っていたのだ。現在iPhone13 Proが私に何を与えてくれるのか探すのが2022年の目標である。



2-3  メンタルヘルスは大事にしよマジで

ロックダウンの中、数年生きていくと正直時々マジで消えたくなる。ほんまに消えたくなる。消えないけど。そして同時にどうしたらガチで消えないで済むかも同時に考えることができる。まだ消えるわけにはいかないのでその場合はどうしたらいいのかを考える。ここで出てくるのは「あつ森」である。

「あつまれどうぶつの森」はずっとやってみたかったのだけど、なかなか機会がなかった。ロックダウンの時期が1年以上続いてやばい時があったので勢いで購入。これがまた楽しい。散々ゲームはやってきたのでどハマりすることもなく適度な距離感を保ちながらずっと続けることが出来ている。幸せである。これからもずっと孤独に自分の島を美しくしていきたい。


3:2021年買ってよかった本

アホみたいに本を買った。本の購入はメンタルを保つための治療費だと思っている。寝てる時に本が手に届く状態で寝ている。そうすると気持ちが落ち着くからだ。私はここに籠ってるだけではない!知識を入れようと努力する準備ができてるのだ!と世界に宣言した気分になれるから。

ちょっとドン引きするくらい買ったのでジャンルで振り返る。後で写真載せるけど写真に映ってるのはほんの一部(Kindle版もあるのでね)。

3-1 マーケティングの本は気持ちを冷静にしてくれる

何々について書くプロジェクトに参加することは多かった私だけど、最近は調査系も多くなった。再度勉強しなおそう!と思いマーケティングの本を数冊買って勉強しなおした(現在も継続中)。これがまた面白いのよ。。今のような荒れ狂った世の中こそ統計と分析を面白く感じるね。


3-2 美術そのものより美術からの展開本をよう買った

今年も本当に全然展覧会に行けなかった。1年の半分はいけなかった気がする。なので美術の本というより、美術からの展開本を買って読むことが多かった。この分野の読書は今年の「見にいけない」をどう自己解釈していくか、行ける様なったらどうするかの大きなヒントになる様な気がする。


3-3 料理本&料理人が描くエッセイや料理に関わる漫画が最高

私は英語の発音も下手くそだし社交的なコミュ障だし感染症が怖い以上に感染症でおかしくなってる人(自分含む)が怖いし怖い人に遭遇したくないので外食は本当に減らして生活してる。よく知ってるお店の他はたまに静かなテラス席で飲み物を飲む程度くらいしかしない。

なので必然的に自炊が増える。そして自炊のバリエーションを広げたいので調理に関する家電も増える。メンタルヘルス代だと思って調理家電の探索&購入は自分でGoサインを出したら基本買った(買って使わないでしょ!ってことは今のところはない。ずっと悩んでるパン焼き器とヌードルメーカーはずっと悩んでるだけなのできっとこれからも悩み続ける(そして買わない)だろう)。

この悩む、購入できる範囲で買う、試す、楽しむのサイクルでどれだけ救われただろうか。

そして私は作る事が好きだけど多く食べることができないというとても困った人でもある。なので自分のペースを掴むことは結構大変であった。


2021年はこのまま静かに終わるはずだったのに、オミクロン株の思わせぶりなストーリー展開に私は本当にヤキモキしている。私は幸い12月などの「集う季節」が大嫌いなので今年も籠る理由が出来てありがたいと安堵している。それと同時に「今を生きる若者たちの集う機会をどれだけ奪えば気が済むのか」と胸が痛む。


お願いだからもう若者から「今しかない時間」を奪わないでほしい。そう願いながら私はあつ森をしながら2021年を終えようとしている。2022年は子供の受験の本番。どうか、どうか、本人が後悔する事がありませんように。