8割で生きていくことは、全力投球放棄ではない。
今週はとても強行軍の旅が控えています。なので体力温存、環境の温存に勤めています。頂いているお話の案件は「今こんな感じです」と先に伝え、週末に強行しなくて済むように手配。そして次週により良い環境で臨めるように準備を進めています。
ここで。
思うのは「なんで今、自己調整してんのかな」という自己嫌悪感。
かつての私は「今これをやらな」「あれもやらないと明日はない」と勝手に追い込んでどんどん自分を辛くしていました。そして自分で心身を追い込んでいました。
今だったら大きな声で言えます。
「8割で生きていくことは、全力投球放棄ではない。」
2割、余力を残しておかないとメンタルが保てない。これは本当に声を大にして叫びたい。8割でやれる計画、大事。
8割の力配分は、全力投球放棄じゃない。
大事なことだから2回書きました。最近、この本を読んで、思考がクリアになったんですね。頑張りすぎは、結局続かないってよくわかったんです。
現在は全力投球しない、余白を意識する。この点を強く意識して生活しています。特に私は現在はひとりで行う作業が本当に多い。そうなると外側を頑張る作業が格段に減ります。これは本当に心地よいです。そして外との共同作業の場合は「自分のペース配分を伝えることが出来る人」と共に歩む環境作りを心がけています。
っていうか現在は旧式日本式社会との繋がりが極端に減ったので、お互い「自分のペース配分を伝え合うことが出来る」。本当にありがたいですね。
行動は8割で。それは全力投球放棄ではない。
この気持ちを正直に言えるようになったのは本当に最近です。歳をとったから、日本のベーシックな社会との関係が薄れたから。色々変化がありました。私はとても恵まれていると思います。そして同時に今、責任ある立場故、8割での活動を許されない人もいるのもわかるんです。だって、私の周りには本当に素晴らしい活動してる人がいるから。そういう人の日々全力投球には頭が下がります。
そういう人に「あなたの力が必要」って言われた時に私が8割の力量で「はい!」って答えられたら、きっとその関係は長く続けられると思う。そういう8割の関係を相互で続けられたらもっともっと状況は楽になる。
そして多くの人が「双方8割でいいんだ」って気がついてそれを前提に動くようになったら。きっともっと楽になると思うんです。
もちろんそんな簡単なことではないってわかっています。だからこそ8割で動ける行動を続けていこうと思います。続けられる人が続けることできっと様々な場所で気づきが産まれるはずだから。
noteを毎日書くようにしています。これも、その環境作りの一環です。文章を書くのは筋トレと一緒。毎日続けないと磨かれてこない。でも、それを追い込んで書くのではなく隙間時間や調整時間に少しずつ書き、少しずつ推敲。ライターである自分と編集者である自分がお茶飲みながら「どうしようかね」って思えるようなのんびり体制。
ものすごく書きたいテーマがあるので、そのテーマに向けて書く環境のウォーミングアップです。この活動は新たなライフワークにしたいので続けたい。だからこそ8割の力配分を意識したい。
「心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス」、とても良い本でした。ぜひ読んでみてください。