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カテーテルアブレーション5

さて、いよいよ今回の入院、手術のクライマックスです。それは病室に戻ってからの安静時間です。カテーテルは鼠径部の動脈から入れるのですが、そこは人間の1番太い血管(細かい事はよくわかりません)のはず。そこに穴を開けて管を入れたのですから、傷がキチンと塞がるまでは出血のリスクが伴います。よって傷口を動かさないよう、術後3時間は鼠径部に土嚢の様な重りを乗せて、仰向けでの絶対安静が求められました。この時はまだ眠気が残っていて寝たり覚めたりしている内に3時間が経過しました。その後、重りを取って、さらに3時間の安静を求められます。その際、体の向きはどちらかに傾けてもいいと言うので、テレビ側を向くよう固定して貰いました。しかしこれが誤算で、仰向けの時に比べると腰が痛くなってきて、しかもたっぷりと眠ってしまったので全然眠気も起きず、23時近くまでの3時間が結構長かった。寝返りが全く打てない状況でジッとしている辛さを初めて知りました。確かテレビではM−1グランプリの決勝をやってましたが、余り頭に入らずひたすら時間が経過するのを待ちました。3時間が過ぎて看護士さんが、傷口を見て、大丈夫ですねと言ってくれた時に、あー、やっと終わったと言う安堵の気持ちがわいてきました。その夜は眠れそうも無かったので、眠剤を処方して貰い、夜小用に起きた時は看護士さんにストレッチャーで運んで貰うという大迷惑を掛けながらも、無事手術当日は終了しました。
次回に続きます。  SEE YOU SOON!

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