![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83627482/rectangle_large_type_2_a4163f46ac3a997ff6ae058ab6aac86d.png?width=1200)
生命保険講座(約款と法律2021(令和3年)フォームC)解説
<ここからは正しいものを選ぶ問題です>
[21]正解イ
ア:「要物契約であるといえる」の記載が誤り。保険契約は保険契約者と保険者との合意によってのみ成立し、第1回保険料相当額の払込などは保険者の責任開始の要件であるにすぎず、要物契約ではないと解される。
ウ:「付合契約」の記載が誤り。正しくは射倖契約。
(参考)
射倖契約:契約当事者のなすべき給付義務が偶然の事情に依拠している契約(賭博、富くじなど)をいう。
付合契約:契約当事者の一方があらかじめ定めた契約条項を相手方が包括的に承認することによって契約が成立し、したがって、事実上相手方はその契約条項に従わざるを得ない契約(たとえば、運送、電気、ガスの供給の契約など)をいう。
[22]正解ウ
ア:生命保険契約等は、民法において掲げられた贈与以下13種の契約には該当しない【無名】契約である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?