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生命保険講座(生命保険総論):2023(令和5年)解答解説

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2023年(令和5年)8月から9月にかけて行われた生命保険講座(生命保険総論)のフォームA〜Cまで全フォームの問題解答解説をしています。
2023年(令和5年)8月から9月にかけて行われた生命保険講座(生命保険総論)のフォームA〜Cまで…
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生命保険講座(生命保険総論2023(令和5年)フォームA)解説

生命保険講座(生命保険総論2023(令和5年)フォームA)解説

<ここからは正しいものを選ぶ問題です>

[21]正解ア

イ:生命保険契約は【不要式契約】なので、契約締結に当たっては【一定の様式は不要である】。
(参考)実際上は申込書の提出や保険証券の発行が伴うが、これらは大量事務処理の便宜上行うものである。

ウ:生命保険契約は付合契約なので、【契約当事者の一方があらかじめ定めた契約条項を相手方が包括的に承認することによって成立する】。

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生命保険講座(生命保険総論2023(令和5年)フォームB)解説

生命保険講座(生命保険総論2023(令和5年)フォームB)解説

<ここからは正しいものを選ぶ問題です>

[21]正解ア

イ:一般に、標準以上に危険度の高い人は保険加入希望が【強く】、また、より【高額】な保険を選ぶ傾向がある。このような現象を逆選択といい、これを避けるために合理的な危険選択が必要となる。

ウ:保険経営に求められる2大原則は健全性と【公平】性であり、【公平】性の原点は危険の評価にある。危険の質を同じにするべくできるだけ危険を細かく分け、その危

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生命保険講座(生命保険総論2023(令和5年)フォームC)解説

生命保険講座(生命保険総論2023(令和5年)フォームC)解説

<ここからは正しいものを選ぶ問題です>

[21]正解ア

イ:保険者の危険引受けが可能となるためには、同様な危険を多数引き受けることにより、危険の発生頻度の変動幅を【縮小】させ、平均【経験】率を得る必要がある。

ウ:危険により被る経済的損失が保険金額として貨幣で計算され、危険の程度が危険度として数量化されれば、保険【金額】と危険度の積として危険評価額は数量化可能となる。

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