其の19 「梅雨と散り 都知事選について」

蔦絡み     (つたからみ)
百合に刺さるる (ゆりにささるる)
棘茨      (とげいばら)
血涙の道    (ちなみだのみち)
利己に彩り   (りこにいろどり)


梅雨はどこかへ行ってしまったような
暑いなかで行われた都知事選

個人的に結果は残念でした

長期の権力は絶対的に腐敗する
古今東西の真理です

今後の動向はわかりませんが
いろいろ告発があるようで
前途多難だろうな
当選者も有権者も
という感想です

茨の道をひたすら
傷だらけになりながら
化粧でごまかしながら
行き着く先はどこでしょう


其の18 「西大寺の変」
にも書いたように
権力には責任が伴います
当選したからには重大な責任を負うわけですから
後ろ指を刺されないように

傲慢にならず
公人としての自覚を持って
謙虚に身を律してほしいです
場合によっては
”検挙”されるかもしれませんし

どうせなら良い方向に開き直って
各候補者の政策の
良いとこ取りをしてみればいいと思います
のちのち評価されるか
断罪されるか
今は誰にもわかりませんが
やれることはやってください


西大寺の変から続く変革の波
さざ波から大波に
吞みこまれないように
私個人は泳ぎの技量を
プールで鍛えていこうと思います

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