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其の70 「花蝶々鳥々風雨 受け身な人生」


花の縁     (はなのふち)
蝶に見舞われ  (ちょうにみまわれ)
風吹かれ    (かぜふかれ)
雨垂れつがう  (あまたれつがう)
鳥に鳴かれり  (とりになかれり)


今日はあいにくの曇り時々雨模様
暑さも和らぎ少し過ごしやすい日です

自分でこしらえたわけではない
がいくらか咲いているベランダを眺めていますと

蝶々がやってくるんですよね
ルートが決まってるのか知りませんがほぼ毎日
に乗ってゆらゆらと

で濡れている手すりには
鳩ぽっぽがつがいでやってきてこっちを眺めています
なんだこのおっさんはボケッとしやがって
とか思われてるかもしれません

遠くではカラスや小鳥が鳴いていて
都市部ではありますが喧噪からは離れているので
こういう生き物の存在を沢山感じられるというのは
風情があっていいですね

お気づきのとおり
ここまで全部「受け身」です

今までの人生
基本的に受け身
与えられた課題、仕事、役割

そんな生活を送っていましたが
コロナを機に環境心境大転換しまして
少し積極性が培われた気がします
其の20 「無理しない」
其の44 「引退か継続か 引退後の金銭事情 計画的無職」
其の46 「自由には責任が伴う? 現実は」
などに様々書いているので興味があれば

命の危険に遭ったこともあり
どうせならやれるだけやってやる
と覚悟を決めたことも一因です

まあでも
受け身な根本的性格は変わりません
安全圏を確保したうえで行動する
赤信号みんなが渡っていても私は渡らない
そんな人間です
三つ子の魂百まで

車が来そうになければ周り関係なく平然と無視して渡りますけどね
個人主義で合理的です

基本的性格は合理的で計算高いですが
感情面では意外と激情も備えていたようで
俗に言う
「怒らすと怖い」なのかもしれません
思い返せばコロナ前までは滅多に怒ることは無かったように思います
争いからは身を引いて遠くに逃げていましたので

撮る写真も
風景や動物が多く
人間はあまり撮ってません
人間より自然を愛でる感性は昔から変わってないようです

俗世から離れた仙人みたいですが
尊敬する西行法師を真似していることもあり
俗世に時々ちょっかい出したりNote書いたり
未練は当然あります

急ぎでやるべきことも無く
生活に窮しているわけでもなく
望みもそんなに大きいわけでもなく
知りたいことを追求する
そんな日々を暮らしています
締め切りの無い生活っていいですよ?

でも意外と毎日気持ちがせわしないのは何故だろう?


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