Guest House〜棚田茶寮〜in岡山県美作市
プロジェクト名決定!(仮)
こんにちは、「上山地域の空き家プロジェクト」を進行しているセイマです!中々投稿ができず、お待たせしました。つい先日アリさんとのミーティングを経て、プロジェクト名が仮決定となりました。(今後変わっていく可能性は十分あります。)それが「Guest House〜棚田茶寮〜」です。
名前の由来
棚田・・・私たちがゲストハウスを立てる予定の空き家が岡山県美作市の
上山地域にあり、かつて上山には8300枚の棚田がありました。
しかし、人口流出や高齢化などが原因で耕作放棄地が増えかつての
棚田の景色が消え去りました。その景色を取り戻そうとしているのが
英田上山棚田団の方達です。ちなみにアリさんも棚田団のメンバー
です。他所から移住してきた人たちがこの棚田団を立ち上げ、
棚田再生に取り組んでいるのです。
2016年の時点で1500アール全体の2割の棚田を再生させました。
このように上山の魅力・原点は棚田であり、棚田団の人々の努力の
結晶の意味を込めて「棚田」の文字を入れました。
茶寮・・・茶寮に込められた意味は「全員対等」です。茶寮(茶室のことで、
お茶を飲む場所です)の入り口は狭くなっている「にじり口」があり、
これは装飾品を外さなければ茶寮に入ることができないようにする
ために作られました(諸説あり)。つまり、武士はシンボルである刀
を外さないと茶寮に入れなかったのです。同様に他の人たちも装飾品
を全て外さないと茶寮に入れませんでした。全ての装飾品を外す
ということは、茶寮に入ればどんな身分であろうと皆対等である、
平等であるということを意味します。このにじり口を取り入れたのは
千利休で、千利休は茶寮に入れば皆同じであるという考え方を
していたのでしょう。
そして、このゲストハウスでも同じような考え方を取り入れていこう
と考えています。このゲストハウスに来たらどのような役職・職種・
年齢・性別・宗教・嗜好であろうと皆対等である。ゲストハウスに
誰が来たとしても皆対等で平等である、そんな私たちの想いを込めて
「茶寮」という言葉を入れました。
こうした意味と想いを込めて「棚田茶寮」と致しました。ただ、棚田茶寮だけではどんなことをしているのか、が分かりづらいのでゲストハウスと前につけました。ローマ字にしたのは、それとなくカッコいいからです(笑)。
最後に
プロジェクト名が仮決定し、着々とプロジェクトが進んでいる状況です。今後はプロジェクトの予算、プロジェクトの構想案、解体工事の報告(決定事項が沢山あるため報告は先となります)に関する投稿をしていこうと思います。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。皆さんのご声援をお待ちしております!
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