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自然木で木工
ロービジョンでも楽しめる!

 ロービジョンになると、ミリ単位での木の切断や墨付けが難しくなります。でも自然の木をそのまま使うと、かなり大雑把に木工を楽しむことができます。何故かというと自然の木はすべて歪んでいるからです。曲がったり反ったりしている木の木肌を触りながら、パズルのように組み合わせて何を作ろうかなと創造する時間も大きな楽しみのひとつです。
 自然木を使ってどんな作品ができるのか、私が作った物を紹介します。


 山桜の枝を使った「バナナ吊り」です。家の近くの神社に台風で山桜の木が倒れていました。とても綺麗な山桜の枝だったので、宮司さんにおことわりしていただきました。桜の樹皮はとても綺麗ですので、なるべく皮を残して作りました。

これも山桜の枝を使った「ペン立て」です。枝にはお気に入りのマスコットなどを飾ります。桜の木はノコギリで切ったり、ペーパーをかける時とってもいい香りがします。


栗の木の枝を使った椅子です。近くの山に行った時、栗畑に剪定した枝があったのをいただいてきました。木の皮をはいで乾燥させ、枝の捻じれ具合を考えながら椅子の形に組んでいきます。木肌がつるつるになるまで丹念にペーパーをかけます。


杉の切り株と枝を使った「帽子掛け」です。近くの山に登った時、業者の方が木の伐採をしていました。切り株や枝はいらないというので、いただいてきました。木の皮をはいで、よく磨き、自然塗料を塗って仕上げました。蔦が枝にからんでいたのをそのまま残しました。

ケアキの「飾り台」です。「台風で倒れたケアキがあるよ。」と、造園の仕事をしている友人から連絡をいただきました。早速もらってきました。太い枝を残して飾り台の脚にしました。ケアキは木目がとても美しいので、しっかり磨いて仕上げます。


シャラの木を使ったスツールです。これも山に登った時に、落ちていた枝をいただいて帰りました。独特の木肌の色ですね。

桜の枝を使った小皿です。山桜の枝を半分に割り、中央を削りました。自然塗料を塗って仕上げていますので、ナッツなどを入れると、お酒もすすみます。

このようにほとんど、いただいてきた材料なので、材料費は0円です。自然の木の風合いがあって見飽きません。
 何かいい木の材料はないかなと、散歩をするのも楽しいですよ。

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