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ながら読書のススメ その4

私は、若いころから山が好きで時間をみつけては家族や山の仲間と近くの山に登っていました。そのため山をテーマにした小説もたくさん読んできました。いわゆる山岳小説といってもシリアスな物からほっこりするような内容の本もありさまざまです。


 今回は、シリアス系3作とほっこり系2作を紹介します。

新田次郎著
「孤高の人」
「八甲田山死の彷徨」
「芙蓉の人」

 山岳小説といえば、誰を置いても新田次郎でしょう。山に関する多くの作品を残しています。
「孤高の人」は、その中でも大好きな作品です。NHKラジオで「山カフェ」という番組があります。心に残る山岳小説の特集がありました。その時、ダントツでこの「孤高の人」を推薦されていました。
 単独行で有名な登山家の加藤文太郎についての小説です。

「八甲田山死の彷徨」は、旧陸軍が冬の八甲田山で行った、無謀な雪中行軍の記録です。映画にもなったのでご存じの方も多いと思います。

「芙蓉の人」は、富士山頂で気象観測をする夫を助けるため、夫と共に富士山の頂上で観測を行った夫婦の物語です。

 新田次郎の作品は、読んでいて、あたかも自分がその場所にいるかのように錯覚するほど臨場感があります。山に行ったような気持ちになれる作品です。

笹本稜平著
「春を背負って」

太田蘭三著
「脱獄山脈」

この2作は、ほっこりとした読後感があります。詳しく説明するとネタばれして面白くないと思いますので、ここではあらすじなどは省略させていただきます。
ぜひ読んでみてください。

 これらの小説を読んで、山や森林を歩いてみようかなと思っていただければうれしいです。歩くことは健康を維持するうえで、最もお勧めする運動です。それぞれの体力に合った速さで、無理のない距離を歩くことができます。しかも、早く歩いても、ゆっくりあるいても見える景色に差はありません。
皆同じ感動を得ることができるのです。
他人と競わず、マイペースで運動することができます。
 以前の記事「ながら読書のススメ」の中で、聴く読書を紹介しました。本を聴きながら、自然の中をゆっくり歩いてみませんか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって素晴らしい一日になりますように...

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