予想外のこと

このコロナ期間中に、意外なことが3つほど起きた。え?とビックリした。

税金のことと、健康のことと、あともう一つは忘れた(笑)でも動揺したことは覚えている。何だっけ。

健康のことは特に動揺した。持病で通っている大学病院で、やりすぎじゃないか?と思うような検査を突然提案されたからだ。持病とは関係ない部分で。

けれどもひとまず深呼吸をし、調べたり、自分に聞いたりして結論を出し、「やらなくていいです」と言った。私なりに、原因は思い当たるフシが大いにあったからだ。だからまずそっちを解決したいと思った。

すると、「はいそうですか」となってそれで終わった。(最初に対応した受付の人とか看護師さんは「何でですか?」とすごくしつこかったが。)

お医者さんはちょっとでも不調を見つけると、とことんまで調べないと後から責められたりするのだろうし、大変だなと思った。

私は今までいくつかの精密検査をスルーしている。齢四十二。

江戸時代ならとっくに老婆だ。今は人生百年時代とか言われているけど、知っている人で百歳超えた人はまだ見たことがない。これから超えるのだろうか。

一応、不調に対して対策は取っている。症状に応じたハーブティーを飲むとか。病院からもらった鉄剤だけは飲むとか。

死ぬ覚悟は全然ないけど、死生観という言葉は好きだ。賛否両論あるけれど、がんを治療しない医者である近藤誠医師の本で見かけた言葉だ。

盲目的に近藤医師の言葉を全て信じる、とかではないけれど、参考にはしている。

要はいつまで生きるか分からないが、「いつか死ぬその日まで元気で生きる」という決意と気合いが大事な気がする。精密に調べれば「病気」とされるものがあったとしても、自分が希望する寿命まで気づかず元気で生きられればいいわけだ。

でも検診は受けたほうが安心だ、という人はそうした方がいい。安心感は大切だ。

私は結果を待っている間のストレスのほうで病気になってしまいそうだ。しかもそれが年に一回、またはそれ以上のペースでやって来られたらたまったものじゃない。

ちなみに8年ほど続いた大学病院通いは、多分コロナの影響だと思うけど、この度無事に卒業できそうである(それ程重症じゃない人は来ないでってこと)。

もう卒業したい!と強く思ったらそうなった。これもまた予想外なことであった。

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