24時間配信配信を終えて〜長時間配信にて気をつけるべきこと〜後編

前編の続きから、長時間配信を行うにあたって気をつけるべきことです。

その2 自分の置かれてる状況、環境を考える

これはわたくしが全く考慮できていなかった部分です。「配信環境」「自身の周囲の人々」の2点から説明できればと思います。

Vtuberとして少し混み入った話にはなりますが、配信者であれば当然配信を行うための機材が用意されています。わたくしであれば配信ソフト(OBS)、オーディオ機器、そして自分の姿を動かすための機器が必要でした。

3つ目のものが想定外に曲者でした。わたくしの場合は延々と椅子に座り背筋を伸ばして顔の表情にも気を配るという苦行を強いられました。これさえなければわたくしの24時間配信はもっと楽に完遂できるはずでした。椅子に座り続けるので、いいクッションがなければケツも痛くなります。今もまだ痛いです。そして自分の姿がきちんと配信画面に反映されているかも確認しなければならなかったので、そこに集中の配分を割かなければなりませんでした。これが辛かった。リスナーさんの方々にきちんとした姿を見せながら配信することに体力がゴッソリ持っていかれました。

長時間配信を行う際は出来る限り体力の消耗を抑えられる、楽なスタイルで配信に取り組むようにしましょう。そうでなければ地獄を見ます。

そして「自身の周囲の人々」のこと。わかりやすく言えば配信に来てくれてコメントしてくださる視聴者の方々やファンの方々のことですね。

少し話は変わりますが、SHOWROOMの配信では「今、これだけの人数がこの配信を見ています」という指標の表示がありません。つまりSHOWROOMの配信は、コメントがなければ「今自分は誰もいない虚空に向かって延々と話し続けてるのではないだろうか」という不安と闘いながら行うことになります。そんな状態ではわたくしも24時間も配信を続けることはできませんでした。

部屋に遊びに来てくださった配信者の方々、視聴者の方々、そしてファンとコメント、声援が長時間配信では大きな力になります。わたくしはSHOWROOMでの配信期間はめちゃくちゃ短いですし、フォロワーも20人程度しかいません。それでもその中の方々が配信に来てくださって体調を気遣ってくださる。ファンの方は長時間見てくださっていっぱいコメントしてくれる。24時間の長時間配信をやり遂げるモチベーションをいただきました。配信を終了する直前の「楽しかったです」のコメントは一生忘れないと思います。それだけで24時間配信やった甲斐はあったと思います。

わたくしですらそうなので、活動期間も長く多くのファンに囲まれている配信者の方々であれば、その人たちが24時間配信をきっと支えてくださると思います。

この記事ではここまでです。わたくし自身の24時間配信の反省点や、なぜ24時間配信を行うに至ったかはまた別記事にまとめていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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