年老いた親のこと~事前にやっておいてよかったこと~
今、80歳の母親の施設探しをしています。
私の両親はまだ健在なのですが、母親が施設に入りたいと言い始めたのです。父親は84歳ですがまだ施設には入りたくないと言っています。
色々話し合った結果、持病のある母親だけ先に入る施設を探すことになりました。
これを決断するまで色々ありすぎて思い返すだけでもくらくらします。
今回は施設探しを決断する前に、やっておいて良かったことを共有したいと思います。
家庭ごとに事情があるので、すべてにあてはまるわけではないと思いますが、私の場合はやっておいて良かったと思いました。
~やっておいて良かったこと~
①戸建ての家を売却して2人暮らしの小さいマンションへ引っ越しさせた
私が育った家は2世帯で祖父母と一緒に暮らしていました。なので一時は6人家族でした。私達兄弟が就職・結婚して家を出て、祖父母がなくなり、父と母の2人家族になった家はあまりにも広すぎました。庭の手入れや階段の上り下り、雨や雪が降った後の手入れなど、何度もケガをしそうになり、その度に東京から飛んでいったり、はらはらしっぱなしでした。なので兄弟で相談して自宅を売却することに決め、その売却したお金を資金としてマンションを「賃貸」で借りました。これは本当に大変だったけれど、両親が動けるうちにできて本当に良かったと思っています。そしてマンションは買わず「賃貸」にしたことも良かったです。
②母親の銀行口座の整理及び代理人カードの作成
お金の話はしづらいものですが、母親が2年ほど前から難病指定の病気になった時をきっかけに、銀行口座の整理をしました。母の記憶が曖昧になる前にやっておきたかったので。調べると地元のあちこちの銀行などに少額ずつ入っているんですよね。なぜ・・・こんなこと??とイライラしっぱなしでした(笑)
結果、ゆうちょと都市銀行の2つだけにまとめました。ゆうちょは母親が日々自分のために使う口座にし、都市銀行の口座は私が代理人となり、何かあった場合は私が口座の管理をできるようにしました。
引っ越しもですが、銀行口座をまとめるのも時間かかりました。夏休みと冬休みの長期休暇はほとんどこれに費やしていました。なぜなら銀行の窓口があいている平日に行かないといけなかったから。しかも母が今住んでいる近くの店舗にしないといけないので、その度に足を運ぶ始末。
なんでWebでできないのよーーーって何度思ったことか!
①は4-5年前
②は今年の夏に完了
やれやれ。と思ったら今度は施設探し。
少し休ませてよ!と心の中で思っているのですが、親に会う度に、年老いるスピードも速くなるなぁと思うのです。なので出来るだけ母親の思い通りにしてあげたいなと。
でも会うとイライラするんですけどね…(笑)
親の身の回りのお世話をしながら、自分の時は荷物をミニマムにしてちゃんと考えておかないとなぁ・・・と思うのでした。
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