水の星
鉛の銃弾が正義
僕を貫く
言葉の弾痕は今も疼いてる
同じ瞳をして呼吸をして
体温もある
ただそこに
みんなとの溝が埋まらない
自由という名の不自由の水槽から出れない
人と違う 運命に嘆いてる
行き先さえわからないのに
翼があれば
ここから抜け出せる
そう信じてる
テレビの向こうで
鉄の雨
その惨劇に僕らは沈黙している
僕の悩みなんて
ちっぽけで
変わらず地球は回っていく
僕の悩みなんて
ちっぽけで
水槽の向こうで沈黙している
あなたは
“他愛のないこと“
そう笑うんだ
今日も変わらず地球は周る
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