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せい子
2022年4月27日 12:23
鉛の銃弾が正義僕を貫く言葉の弾痕は今も疼いてる同じ瞳をして呼吸をして体温もあるただそこにみんなとの溝が埋まらない自由という名の不自由の水槽から出れない人と違う 運命に嘆いてる行き先さえわからないのに翼があればここから抜け出せるそう信じてるテレビの向こうで鉄の雨 その惨劇に僕らは沈黙している僕の悩みなんてちっぽけで変わらず地球は回っていく 僕の悩
2022年4月22日 09:41
小さな頃お友達とサヨナラする時は見えなくなるまで手を振っている寂しいのは大嫌いそれは今も変わらないあなたと会って、別れ際に見送るとき振り向くことがなくても姿が見えなくなるまで見送る私あなたより先に背を向けたくないの背徳感じゃなく見送ることで自分の気持ちが落ち着く相手は気づかなくてもいいんですいつまでも会っていた時の余韻に浸る見送られるのは照れ臭いから私は
2022年4月15日 09:42
僕の手が冷たいのは誰かの手の温もりを感じるためだ僕の瞳が黒いのは光を感じるためだ僕の心がこんなに痛いのは誰かの痛みを感じるためだ僕がいつもうつむくのはいつか空を見上げるためだ僕のつま先が前にあるのは前に一歩進むためだ僕がいつも泣いてるのはいつか誰かに微笑むためだこんなに息苦しいのは深く呼吸をするためだこの手をずっと握るのはいつか未来を掴むためだいつか