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治安悪化しつつある日本

 2020年代に入り、よく世間話で耳に入るのは日本の治安は悪化しつつあるという内容。
 我輩的には言うほど治安悪化と言っても普段と変わりなく、たわいのない生活を送ることができているし「本当に治安が悪くなった!」とか嘆くほどでも無いと感じている方だった。
 あっても地元ではヤクザが抗争してたとか暴力事件があった!とか繁華街の酔っ払いやホスト、客引きの喧嘩、ぼったくりバー、パブの話とかはよくある程度でそこまで神経質になる程でも無いと漠然ながら感じていた。

 しかし、よく周りで日本の治安が気付かずに治安悪化しているといわれるのに対して、帰国子女たちは「海外に比べるとダントツ日本は治安が良いよ〜!」とか「震災時、日本では略奪や諸々の犯罪が起きなかった!」とかドヤ顔で天狗のように鼻先を伸ばして言っているが、本当にそうなのだろうか?
 確かに日本は世界で治安の良さを誇りであるのは認めるし何よりも大変素晴らしい事である。
 しかし最近のニュースを見ている限り、コロナ禍なのもあったのかもしれないが不景気や増税による生活苦などが問題視されているこの情勢で、年金だけで生活できなくなった高齢者がコンビニでおにぎりを万引きして捕まったり、我々が知らないところで役所勤めの定年間近の公務員が郵送業務中に民家に置き配された通販商品を置き引きして逮捕されたり、ガサ入れの捜査官が被疑者宅の金銭や金品、収集品をネコババしてちょろまかして後から問題になったとかよく聞くし、さらには国家議員の裏金やエロ不祥事、不良外国人、未成年のお金に関する倫理観欠如から生まれる立ちんぼからのトー横界隈やそれらのモドキの蔓延りなどなんて表現したら良いのか分からないぐらいに治安は蝕まれている。
 変な言い方をするから「ステルス治安悪化」である。


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