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授業レビュー 【教養科目編】

大変お久しぶりです、部長です。
そろそろ新入生が入ってくるということで、授業のレビューでも書いてみようと思います。完全に個人の主観なので、参考程度に読んで貰えればと思います。

履修の仕方

 簡単に履修のおさらいです。履修では、主に2種類の科目を取っていくことになります。専門科目と教養科目(成蹊教養カリキュラム)です。

青色が専門科目、赤色が教養科目(成蹊教養カリキュラム)です。それとは別に、緑色の自己設計科目もありますが、後で紹介します。

 専門科目とは、専攻学部の人しか受けられない授業のことです。経済学部だったら、ミクロ経済とかマクロ経済、行動経済学、教育経済学、日本経済史などです。他の学部の人は、希望しない限りは受けれません。1年生の人は、専門科目についてはシステムが自動で履修登録してくれるので、「履修し忘れた…」などの心配はする必要はないです(経済学部だけかもしれんけど)。2年生以上の人は、自分で選ぶ授業がかなり増えるので、履修計画が大変になります。今のうちから計画を立てておくと良いですよ。
 教養科目(成蹊教養カリキュラム)とは、その名の通り、専門科目だけでなく、幅広い分野の教養を付けましょう!ってことで用意されてる科目です。どの学部の人も受けれます。話し方を学ぶ授業や、語学の授業、キャリアを考える授業、体育など、いろんな種類があります。プログラミングや法学、経済学の入門授業もあります。興味があるのを適当に選んでみると良いです。
 以上、専門科目と教養科目の2種類の科目を取っていくことになります。それぞれ、卒業に必要な単位数が設定されているので、そこに注意しながら取るようにしてください。例えば、教養科目は、卒業までに最低28単位は取る必要があります(学部によって最低単位数は違うかも)。

教養科目は28単位以上履修しなければなりません。

 その内訳として、外国語と技能を16単位、教養基礎と持続社会探究を8単位取る必要があります(計24単位)。残りの4単位はどこいったかというと、どれでも教養科目の好きなやつをとっていいということです。
 最後に第三の科目?として自己設計科目というのがあります。これは例えば、「教養科目の卒業必要単位数である28単位を全部取ってしまったけど、もう少し教養科目を学びたいなぁ…」となった時に使える切り札です。あまり無闇に使わず、3年や4年生になるまで残しておいた方が良いです。部長は2年生修了地点で、16単位分の自己設計科目を残しておきました。3、4年生になった時に、その単位で楽単の授業を取りまくって楽したり、興味ある授業を受けまくったりできます。


授業のレビュー紹介

 それでは本題に入っていきます。この記事では教養科目の授業をレビューしていこうと思います。評価項目は楽単度(楽に単位が取れるか)と有益度(タメになったか)で、A・B・Cの3段階で評価します。
 本記事を読む際には注意点が3つあります。まず、かなり個人の主観が入った評価なので鵜呑みにし過ぎないようにして下さい。人によってはだいぶ評価が変わると思います。次に、同じ名前の授業であっても、担当の教授によって履修難易度は変わります。「あっちのクラスは超楽単だったのに、こっちのクラスは課題が多すぎる…」てのは普通にあります。最後に、教授が違えば授業内容自体も大きく変わるかもです。レビューを見て、「良さげな授業だ!」と思って履修しても、「全然違う内容の授業やんけ…」となるかもです。その点もご承知おきを。

【何年生でも取れる授業】

キャリアプランニング (楽単度: B, 有益度: A)
これから社会人になっていく上で持っておくべき知識を学びます。社会人に必要な力や、業界・職種の紹介、グループディスカッション選考の体験などです。この授業では毎回知らない人と4、5人でグループを組み、簡単なグループワークをやります。グループを組んだ時に全員1分間自己紹介をするので、対人スキル低い人は良い練習になると思います。ちなみに、この授業は1年生率がかなり高いです。部長は3年生の時に受けましたが、教室が若々しすぎて目が焼けそうになりました…。とはいえ、2、3、4年生のどの学年の人も一応いたので、高学年の人も受けてみるのもいいかと思います。

健康・スポーツ演習 (楽単度: A, 有益度: A)
よく分からん名前が付いてますが、体育のことです。体を動かすのが苦手でなければ、成蹊一お勧めの授業です。簡単な期末レポートを一回書きさえすれば、あとは出席点だけなので、かなり楽単です。体育というと陽キャさんばかりいるイメージですが、2、3人くらいは陰キャやぼっち勢がいるので、同志さんにもお勧めです。あと、個人的には一番友人が出来やすそうな授業だと思います(ガチ陰部長は出来ませんでしたが)。

TOEIC prep. Intermediate  (楽単度: B, 有益度: B)
テキストの購入が必須で、毎週課題が出されます。最終講では簡単なミニTOEICテストを受けます。単位は一つしか貰えないので、履修上限の少ない学科(現代経済学科など)の人はお勧めしません。4年生になった時、無駄に1単位余ってしまい、わざわざ授業を取らなきゃいけなくなります。

クラスによってテキストは違いますが、参考までに。

Writing Skills (paragraph)  (楽単度: B, 有益度: B)
毎週、100〜200 wordで英文を書いて、ペアワークで読み合いをします。執筆テーマは毎週変わり、趣味やおすすめの本などです。

毎週こんなのを書きます。

政治学の基礎 (楽単度: B, 有益度: C)
世界史にも触れながら、政治について学びます。例えば、古代ローマ時代ではアテナイという国が民主政治を始めました、とかアリストテレスなど哲学者の哲学観の勉強です。政治に興味ある人なら全然楽しいと思いますが、部長は全く興味がなかったのでキツかったです。ほとんど寝てたので落単しかけました。

日本国憲法 (楽単度: A, 有益度: B)
憲法についてサラッと勉強します。法律に触れるいい機会になると思います。ほとんど寝てましたが、私のクラスは優しい先生だったので余裕で単位取れました。公務員志望の人で受ける人居るかもですが、公務員試験ほど深い勉強はしないので無理に取らなくてもいいとは思います。

企業と社会 (楽単度: C, 有益度: B)
経営学系の授業です。株式会社の構造や、M&Aなどの知識を学ぶなど、会社経営に関する勉強が中心です。一応、最終講で簡単な簿記会計も勉強します。私のクラスはテストが難しくて落単しかけました。

近現代日本史 (楽単度: B, 有益度: B)
歴代首相やその時代に起きた物事を知る授業だったと思います。しかし、落単してしまいました。部長は世界史受験者のため、世界史の授業を受けたかったのですが、1年生では受講できないため、仕方なく取りました。ですが、やっぱり興味が持てず寝ちゃいました。

現代社会の地理 (楽単度: B, 有益度: B)
クラスにより学習内容は変わるかもです。部長のクラスは、世界の食と、その食の成立背景について学びました。世界の料理のスライドを見ながら、どうしてその食文化が生まれたのかを先生が解説します。世界史系の授業が好きなのでそこそこ面白かったですが、課題がちょっと多めでした。

大学生活と相互理解 (楽単度: A, 有益度: B)
成蹊で有名な楽単授業です。スマホ中毒とか、ジェンダーとか、精神学など、大学生活を送る上で便利な知識を広く学べます。学術的な授業ではないので楽単です。

実践話し方入門 (楽単度: A, 有益度: B)
発声練習が半分以上を占めるので、思考停止で授業を受けられます。第9、10講以降になってくると、授業内でテーマが与えられ、1分間発表をやります。最終講では1分間自己PRをやります。意識の高い学生が多く、強いネタを持ってる人が7割くらいいてビビりました。声優学校や演者学校に通ってる人、インカレのサッカーサークル設立者、TOEIC900点、学級委員経験者とか色々いました。ちなみに、担当講師の情報によると抽選倍率はかなり高いみたいです。何倍だったか忘れましたが、5倍とか10倍あったような。
(抽選というのは、少人数制の授業の履修者を決めるために実施されるものです。ゼミ系式の授業や体育などで抽選が行われます。まさか、100人でゼミをやりましょう!とかいう訳にもいかないので、15人とかに制限するために抽選が行われます。当たったらその授業を受けられます。)

【2年生以上が受けれる授業】

○○で学ぶ英語と文化 (楽単度: B, 有益度: B)
映画・メディア・ドラマの3種類を取りました。毎回、グループを作ってその班で課題を一緒にやります。最終講では簡単なプレゼンをやるクラスが多かったと思います。あとこの授業は、たまに陽キャさんばかりいるクラスがあって、それに当たると本当にだるいです…。

キャリアセミナー (楽単度: C, 有益度: A)
先に紹介したキャリアプランニングの上位版みたいなやつです。あっちは先生の講義が中心ですが、こっちは学生がプレゼンをするのが中心です。2回グループプレゼンをやります。学年比率は2年生率が高く、何人か3年生もいました。4年生は多分いなかったような。プレゼンテーマは下記の通りでした。
1回目「既存の商品・サービスを紹介しなさい」
2回目「ママ世代・50代の男性サラリーマン・地方在住の高齢者の3択からどれか1つを選び、その人の悩みを解決する企画を提案しなさい」

2回目の発表で部長が担当したスライドです。
ガチ陰すぎてフリーライダー化してました笑笑

【3年生以上が受けれる授業】

MBT  (楽単度: ?, 有益度: ?)
9ヶ月くらいに及ぶ授業で、グループワークを通じて新サービスや商品のアイデアを考える授業です。三年の夏休みにはインターンシップも行くみたいです。この授業を受けるには、1次・2次選考を突破する必要があります。部長も選考を受けましたが、2次のグループディスカッション選考で落ちてしまいました。2次では体育会系の人がだいぶ多かったです。しかも幹部クラス(部長や副部長、新歓役など)の人が多かったので、ぼっちの同志さんはそれに匹敵するネタを用意しておく必要があります。あと、この授業は応募締め切りが早いのでご注意を。予備登録申請(抽選の必要な授業に申込をすること)が始まる前に募集が締め切りになります。確か3月中旬か後半には締め切りで、新入生が入学式をやる日に2次選考があります。


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現代経済学科の履修レビューはこちらです。

ぼっち部に興味ある方はこちらの記事を見て行ってください〜。昨年の活動内容と部員構成を紹介してます。

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