こころを育てる
心とはなんでしょうか?
考えることや、感じることや、思い出すことや、悔しがったり悲しんだり、喜んだり感動したりすること、
すべてが「こころの働き」です。
心は、外側に起こる出来事への反応を常に繰り返していて、寝ている以外は休む暇がありません。
「ちゃんと、生きる」 を心が応援してくれています。
意識できるこころと、意識できないこころがありますね。
意識できるこころは、字のごとく、「自分でわかっている、認識している気分や思考や感覚」です。
意識できないこころとは、どちらかというと、他人が知っている私だったり、思ってもいない私だったりします。
どうもイライラする
どうにも怒りが収まらない
よくわからいけど感情が波立つ
この「アンコントロールな私」は、無意識からの影響をたっぷり受けています。
人生に悲しみが多かったり、不安が多い方は、その無意識の反応が「悲しみや不安」を誘因してしまう癖を持っているのです。
意識できている日常の反応は、慣れてくると徐々に無意識の反応となり、それが個性となり性格となり、人格となります。
人は無意識を直接コントロールしたり変えてしまうことはできません。
しかし、意識的な「思考」を抱く努力は可能です。
無意識の心を育てる 4つの想い方
自分の心(行動のパターンや、守る働き、感覚や言葉など)を客観的に観察する距離感をもちましょう。日記は役に立つと思います。
そして4つの心を育てるつもりで日常を過ごしてみましょう。
①応援するよの~心
他人のことを応援する気持ちを育んでみます。スポーツでもいいし、学校で頑張っている子供でもいいです。その人一人を結果に関わらず応援する心を保ちましょう。
②寄り添うよ~の心
悲しみを感じている人、辛さをかんじている人の横にすわり、話を聞いてみるような姿勢(心)を育みます。問題を解決しようとするのではなく、話をちゃんと聞くよっていう寄り添いの気持ちを育むのです。
③私もうれしいよ~の心
とってもうまくいっている人を、自分のことのように喜んでみます。ねたんだり、うらやましがるのではなく、成功の大小や、成功の内容ではなく、ヨ転んでいる人の気持ちをそのまま自分の気持ちとして喜んでみましょう。
④わたしはいらないよの心
どうしても、自分には馴染めない世界や考え方のエリアには、「そこは私は行きません」という姿勢をもってみましょう。否定するのではなく、ただ、距離を保つということです。嫌いなものをすべて無くすことはできませんが、自分に合わないものも、そうでないものも、今この時にも同時に存在できることを理解する気持ちを育みます。
自分の心は、毎日毎日更新される可能性を持っています。
しかし、その変化はとても小さいものです。
雨が降って土にしみ込み、大地から少しづつしみ出していくように
いろいろな経験は自分にしみ込み、少しづつ少しづつ滲み出てくるのです。
自分を育てる気持ちをもって過ごしましょう。
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