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ペットショップのお兄さんに教わった、子育ての極意。

世の中はお盆休みに入り、これから家族でゆっくり過ごす方も多いのではないでしょうか?

こんにちは!
親子の心を育てる【子育て研究者】
kotoです!

子供にとっては、大好きなママやパパといられて嬉しい反面、一緒にいればそれなりのトラブルも増える時期。

数分もたたないうちに巻き起こるきょうだいげんかや壊れるモノたち…

頼むから、静かにしててー!!!


と、叫びたくなるのは、私だけでしょうか…(笑)


さてさて、本日はそんな子供たちがやらかしてしまう失敗に、親がどう向き合うと、子供の心を育てることができるのかを考えていきたいと思います!

子育て研究者、メダカを飼う


実は私、6月からメダカを飼っております。


小学校5年生の理科の時間にメダカを大事に飼育していたことを思い出し、心の癒しにと、思い切ってメダカを購入してみたのです。


子供の頃は、大して世話をしなくても長生きしてくれたメダカさん。


それなら子育てで忙しい私でも飼えるだろうと思い、とりあえず小さな水槽とメダカだけを買ってきました。


あとは、勝手に育ってくれるだろうと思っていたのですが、それは大きな間違い!


いくら「飼育しやすい」魚だと言っても、適切な世話をしなければ、長くは生きられません。


当然、餌やりの仕方や水質の管理などをちゃんとしなかったので、購入したメダカさんはあっという間に死んでしまいました…ごめんね…


適当に飼育してしまったことを猛反省し、心を入れ替えてメダカの飼育について学ぶ決意をしました。


週2でペットショップに通う


こういうときは、ネットや本で調べるよりも、専門家に聞くのが一番!と思っている私は、早速近所のペットショップへ赴くことに。


忙しい店員さんを捕まえて、メダカの生態について根掘り葉掘り聞きまくる迷惑な客とはなりましたが、


ようやくメダカの飼育に最低限必要な道具や、餌などをゲットし、改めてメダカさんを家にお迎えすることとなりました。


その後も、水が濁る、メダカの元気がない、卵を産まない…など、心配事ができるたび、ペットショップに通い詰める日々。


週に2,3回は顔を出すので、さすがに店員さんも顔を覚えてくださり、素人のメダカ飼育を、快く応援してくださるようになりました。


これだけ親切に教えてくださったのだから、なんとしてもメダカを長生きさせなければ!


と、謎の使命感に駆られていた矢先のこと。


なんだか餌の食べが悪く、メダカが痩せてきてしまった気がするので、少し多めに餌をやっていました。


が、それがいけなかったのです。


とたんに消化不良を起こして、あっという間に全滅してしまいました…


悲しみに暮れる日々


もう、ショックでショックでたまりません…


その悲しみを分かってもらいたいと夫に話してみるも


「そんなん、お前の世話が悪いんだろ」


と、あしらわれるばかり…


そんなこた、分かっとるわーい!!!


自分がしてしまった失敗のことなんて、自分が一番よく分かってるよ…


と、数日ショックで落ち込んでいました。


メダカがいなくなってしまった悲しみと、自分が犯してしまった判断ミスの後悔。


そして、店員さんに対する申し訳なさや、うまくできない恥ずかしさから、もうメダカを飼うのは辞めようかと思っていました。


でも、空になった水槽を見るたび、寂しさがこみあげてくるのです。


もう私にはメダカを飼う資格なんてないかもしれない…


でも、もう一度、メダカと暮らしたい。


そんな葛藤を抱えながら、勇気を出して再びペットショップを訪れました。


店員さんに言われたのは…


悲しみと恥ずかしさと情けなさの入り混じった顔でペットショップに入ると、いつもの店員さんが快く出迎えてくれました。


その笑顔に胸が痛みながらも、ことの経緯を説明します。


あんなに丁寧に教えてくださったのにメダカを死なせてしまい、店員さんは呆れるだろうか、がっかりするだろうか…


とドキドキしていると、思いがけない言葉が返ってきました。


「大丈夫。何事もトライ&エラーですよ。

 僕たちだって、全滅させちゃうことはあります。 

 それに死なせている数で言ったら、僕たちの方が何倍も上ですから(笑)

 それよりも、諦めずにまた挑戦してくださることの方が嬉しい。

 どうすればいいか、また一緒に考えていきましょう!」


…34歳、泣くかと思いました。


私のミスを責めるのでも、素人の判断に呆れるわけでもなく、


私の悲しみに寄り添いながらも、また挑戦できるように背中を押してくれる。


そして、次はどうすればうまくいくのかを一緒に考えてくれる。


メダカを飼うのを諦めかけていた私の気持ちを、一気に回復させてくれる、魔法のような関わりでした。


心を育てるために必要なのは、叱責ではない


この店員さんからの温かい関りを受け、改めて、子供の心を育てるために必要なものが見えてきたように思います。


失敗して、一番ショックなのは、失敗した本人です。


失敗して不安な気持ちのときに、さらに周りの大人から責められたり怒られてしまったら、さらに悲しくて不安になってしまう。


大人でさえそうなのだから、子供ならなおさらです。


しかも感情の表し方を練習中の子供は、とても悲しいことがあったときでも、その気持ちを相手に十分伝わるような言葉や表情で表現することができません。


だから失敗したときもへらへらしているように見えたり、「ほんとに反省してるの?」

と言いたくなるような態度になってしまうときもある。


でも、心ではしっかり悲しい気持ちを感じているはずなのです。


そんな子供に向かって、失敗を責め、結果に呆れたり怒ったりしてしまえば、もう2度と挑戦したいとは思えなくなるかもしれません。


私が、メダカを飼うのを諦めかけたように。


でも、その悲しい気持ちを理解し、慰め、また挑戦する勇気を与えてくれる。


そして、子供よりも先を知る存在として、よりよくする方法を一緒に考えてくれる。


そんな存在がいてくれれば、きっと失敗しても前向きに挑戦していけるはずなのです。


ついつい子供が失敗すると、小言を言いたくなってしまうのですが…


私たちが子供たちに育てたいのは、失敗してもまた立ち上げる力。


それを育むためには、子供の心に寄り添い、勇気づけ、一人で走り出せるまで見守る関りなのだと


ペットショップの店員さんから教わったような気がします。


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!


今回の記事では

失敗しても、また立ち直る力を育てるためには…


・子供の悲しみや恥ずかしさ、情けないと感じている気持ちを知ること


・また挑戦しようと思えるよう、背中を押すこと


・原因や対応策などを一緒に考えること

が大切だということをお伝えしました!


ペットショップの店員さんの言葉が嬉しかったからこそ、それを子供にも返してあげられるようになりたいものです。


とりあえず、わが家のメダカさんは元気です!


最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

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