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9.就労指導(就労支援プログラム)~生活保護、働かないんじゃなかったの?~(2/2)

就労支援相談員は、最初の方はおばぁさん?ちょっと年齢は分かりませんがひどかったですね
近況報告とかもするんですが、まーやることなすことケチをつけられました。

ですが、生活保護になるとケースワーカーに限らず基本、登場人物全員自分より立場や力関係が上です。
指導されるわけですからね。
なのでこのブログの最初で書きましたが、ストレスはあります。  

「就職活動の面接では、生活保護を受けていることを隠さなくていい、堂々と正直に言えばいい」と言われた時は他人事すぎて呆れました。
現在生活保護の思いきりブランクがあって専門職みたいな経験も資格もない中年を、どこの企業が雇うのかって話です。
もし雇われるとしたら本当に誰でもいいところじゃないですか。1日2日で辞めてたらいつまで経っても保護を抜けられないですよ!

そして職探しのことを含む近況報告が終わるとこういったカードに次回の日程などを書いて・・・↓

自立支援プログラム参加カード

最後にタウンワークをもらって帰ってくるわけです。
タウンワークってそう、アレです。コンビニとかに無料で置いてある求人誌。

コンビニでも手に入る求人誌・・・

こんなの自分で手に入れられるじゃないですか。
結局ハローワークにしろ何にしろ、最終的に面接するのとかって自分ですからね。
何かいい求人を別口で紹介してもらえるなら意味はあると思いますけど… このプログラムを受けた者の正直な感想として、無意味どころか社会復帰の足を引っ張られているなと感じました。
住んでいるところから近くもないのにわざわざ時間をかけて面談に行くのは憂鬱でした。
ちなみに、だいたいいつも30分~1時間程度話をしました。

そのうちに相談員が変わっておじいさん?になったんですが、この人は優しかったです。
就職活動自体をこれまで自分でも体験してきた人なんじゃないかなって思いました。
Amazonの倉庫を1日で辞めてしまった時も、嫌味みたいなことも言われませんでした。これは就労相談員ガチャですね。

ただしこの人になってからも、結局は自分で探して自分で応募して当然自分が面接してというのは変わらないので
やはり意味があったか?と言われると、なかったです。

この無意味とも思われるプログラムに、まだ働き盛りで健常者や軽い障害を持っている方なら、あなたも強制参加することになると思いますよ。
こういうのって「任意」だとか形式の上ではそうなっていてもほとんどが「任意という名の強制」ですからね。

そしてこういうのがない、例えば70歳の人が言っている「生活保護になれば楽」というのと、あなたが実際に受ける生活保護は全然意味が違うってこと分かりますよね。
まさにこのブログで最初に書いた「人による」というものです。

完(2/2)


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