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食料自給率をテーマにしたサイト「国内自給まかない亭」をリリース!

日本の食料自給率が38%であることをご存じですか?
(農林水産省が発表した令和4年度における日本のカロリーベースの食料自給率)

国内で消費する食品の多くを輸入に頼っていることを、多くの方が「共感(自分ごと化)」できる機会の創出を目指し、生活クラブは「国内自給まかない亭」プロジェクトを実施しています。

「国内自給 まかない亭」とは?
日本の今の食料自給率を反映した国産食材だけで料理を「まかなう」、というコンセプトでつくられたWEB上仮想食堂です。

2024/5/27~公開

国内自給まかない亭特設サイト 

サイト内では「国内の自給率」を表現した9品(餃子・ピザ・唐揚げ・ハンバーガー・オムライス・トンカツ・アイスクリーム・プリン・寿司)のメニューをCGで立体的に見ることができ、ちょっと変わった食堂「国内自給 まかない亭」をデジタル上で疑似体験できます。

例えば餃子の皮の主原料である小麦粉は自給率15%、豚肉は6%、一方、ニラやキャベツなどの野菜はほぼ100%まかなえるのでこのような見た目になっています。

日本のカロリーベースの食料自給率は38%。これは、先進国の中では低い数字です。自給率が低いと何が良くないのでしょうか?

たとえば気候問題や紛争などで海外からの輸⼊が⽌まってしまうと、それまで輸入に頼っていた食材は⾷べられなくなってしまいます。また国内の⽣産者が減少することで産業そのものが衰退してしまいます。
 
さらに生産地が点在するようになると、輸送も長距離となるため排気ガスも増えていき、地球過熱化などの環境問題にも発展します。気温が上がりすぎることで、作物の栽培や生物の飼育などに影響が出る可能性もあります。
つまり食料自給率が低いままだと、いま当たり前に食べている自分のご飯が食べられなくなるリスクがあるのです。

あなたはこのままでいいと思いますか?

今回「国内自給まかない亭」を企画した⽣活クラブでは、輸⼊に頼らず⾃分たちの⼒で⾷べるものをつくる、“⾃給⼒”を⾼めるため下記のような取組みをしています。
・豚肉、鶏肉などは、動物が食べる飼料(エサ)も、日本で栽培した飼料用米を使用
・調味料や加工食品などの原料も、国産の素材を中心に使用
・鶏肉は、3世代以上前から日本で育てた日本の風土に合う鶏種を使用
 
生活クラブでは、ただ単純に国産であるだけでなく、「輸入に極力頼らず無理なく育てられること」を大切にして、さまざまな食材・食品を生産しています。

■生活クラブの食料自給率向上を目指しています

・生活クラブの消費材※はできる限り国産原料を使用
生活クラブでは、国産原料の使用を追求するために、組合員と生産者が意見を交わしながら、消費材に使用する原料の一つひとつを選び抜いています。 
    
例えば…
〇「ホットケーキミックス」には海外産の小麦粉を使用するのが主流のなか、国産の小麦粉を使用
〇「餃子」には、提携生産者の豚肉を使用し、野菜や皮に使用する小麦粉も国産です。
〇「トマトケチャップ」は、原料の加工用トマトは国産100%。定植・収穫には組合員が参加し、提携生産者のコーミ㈱などとともに産地形成にも取組んでいます。
〇「丸大豆醤油」は、使用する小麦を2022年12月の供給分から、国産100%に切り替えて原料の国産比率を高めました。また、提携する生産者とのつながりを大切にしながら、自給率の向上をめざしています。

※組合員に届ける食料品や生活用品を「消費材」と呼んでいます。利益を得ることが目的の「商品」ではないという意味があり、必要なものを組合員と生産者が一緒になって開発・利用しています。

一方で「丸大豆醤油」に使用している大豆は、遺伝子組み換えでないものを国産だけで安定的に確保するのが難しいため、国産を3割、中国産のJAS有機認証の大豆を7割使用しています。中国産の大豆を使用するにあたり、組合員が提携生産者とともに現地に赴き、農薬を使用せずに栽培していることや選別工場などを確認しました。

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