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飛鳥IIクルーズ🚢(出航前)

2023年の夏の終わり、抗がん剤の疲れが出始めていた頃、坂東玉三郎さま(玉さま)が、翌年2024年3月にクルーズ船『飛鳥II』で『傾城』を踊るという広告記事を見つけた。

Michael Jackson亡き後、私にとって唯一のスーパースターは玉さまお一人。翌年の3月、無事に治療を終えているであろう自分へのご褒美に、思い切ってツアーに申し込んだところ、既に満員御礼のキャンセル待ちに。ご縁があれば行けるだろうと、家族に相談することなく天に任せた。

すると、9月下旬にお部屋が取れた旨のメールを受信した。いよいよ、家族の同意を得なくてはならなくなり、先ずは娘に相談したところ、勿論行って良いよ、っと賛成、夫に伝えたところ、夫も2つ返事で背中を押してくれた。

10月中旬に抗がん剤治療を終了、12月上旬に放射線治療も無事終了。3月に入り、やっと髪の毛も伸びてきたカツラをつけなくなっていた。3月初めには、手術後一年の検査を1か月前倒しして頂き、完治を実感したことは以前 noteに記した。

乳がんの治療についてのブログ記事はこちら。https://note.com/seikatsu_no_chie/n/n0ffe753148f2

飛鳥Ⅱのツアー日程は3月19日から21日の2泊3日。私の故郷横浜から清水港まで行き、また横浜に帰港する日程だった。最初の夜は玉さまのお歌、2日目の夜は玉さまの口上と踊り『傾城』が予定されていた。

10月頃に内金、2月下旬に残額を振込、申し込み完了。
3月6日に乗船券が届いた。いよいよ出航の日が近づいてきた。

乗船券と共に、クロネコヤマトの往復伝票が届く。ドレスコードに合わせて、お着物と袋帯を2枚づつ、発送した。2泊3日とはいえ、久々の一人旅、胸が高まる。

出発前日に、母の絵画をZEN展に出展するために、埼玉県立近代美術館に搬入した。ZEN展についてのブログはこちら。

ZEN展https://note.com/seikatsu_no_chie/n/n9ca3b220cbd7

3月19日出発当日は2日間留守にする自宅キッチンを娘や夫が使いやすいように整理して、ボルシチとカットフルーツとリーフサラダだけ多めに用意して出発。

みなとみらい駅で降りて、ゆっくり大好きなみなとみらいの街を一人で歩いた。以前、新港ふ頭客船ターミナルに散歩しながら来たことがあり、取り敢えず行ってみる。


新港ふ頭客船ターミナル入口

2019年に新たにできた新港ふ頭客船ターミナルは、いつか泊まりたいと思っているホテル、インターコンチネンタルホテルピア8に隣接している。大型客船リビエラが停泊していた。

インターコンチネンタルホテルピア8 HP
https://www.intercontinental.com/hotels/jp/ja/yokohama

今回乗船する飛鳥IIは、横浜港大さん橋国際客船ターミナルからの出航と分かり、ワクワクしながら、てくてく歩いて移動した。しみじみ、お着物をクロネコで発送しておいて良かったと思いながら。

新港ふ頭客船ターミナルから
横浜港大さん橋国際客船ターミナルへの移動経路


飛鳥IIクルーズ(乗船1日目)へつつぐ…



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