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NOTE

 仕事を覚えていく中で、どのようにご利用者と関わりたいのかを考える日々は目まぐるしく時間が過ぎていきます。

 そんな中、ほっと心が温まる時間は、ご利用者のやさしい笑顔や温かい言葉に触れた時です。ふとした瞬間に、「優しそうな顔をしているね。優しいのが一番やね。」と言って下さることや、手を握り返しながら「ありがとう。好きよ。」と微笑んでくれるご利用者の方からいつも元気をもらっています。

 私自身はご利用者を笑顔にできているのか、心が安らぐような関わりをできているのかと不安になるとき、このような言葉を思い出すと大きな力になります。

 ご利用者と関わるということは、本人の人生の物語に参加すること。そして、悲しい気持ちや不安な気持ちも、言葉一つや少しの仕草によって笑顔にすることや不安を和らげる力を持っていると思います。

 「気持ちを言葉で伝える」簡単そうに見えて難しいことですが、意識して実践していきたいと思います。

 入職してから嬉しかったことや感じた事など自由に書き留めているノートがあります。このノートのページをもっと増やすことのできるように、そしてノートに言葉を綴りながら思いを馳せ、声かけや行動によって笑顔を引き出すことのできる相談員を目指していきたいと思います。

特別養護老人ホーム 清華苑
北野里奈


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