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自費リハビリと通所リハビリの5つの違い②

回復期リハビリテーション病棟と通所リハビリを経験し、その後自費リハビリ施設で理学療法士として働く私が、通所リハビリと自費リハビリとの違いについてお伝えします☆

まず通所リハビリと通所介護の違いをお伝えしたコラムはこちら

https://note.com/seika_kashika/n/nf879b5220efd

それではここからは自費リハビリと通所リハビリとの違いについて、5つに絞ってお伝えしていきます!

通所リハビリと自費リハビリの5つの違い
1.保険を使う
2.送迎の有無
3.目的の違い
4.関わり方・関わる時間の違い
5.セラピストの違い

1.保険を使う は前コラムでお伝えしています!

2.送迎の有無
 通所リハビリは介護保険サービスのため、要介護状態の方が通えるように設計されています。そのため、基本的に送迎が基本料金に含まれています。送迎をしない場合に安くなるように設計されているのです!

送迎中の事故の保証などもカバーされており、安心して利用していただくことができます。

一方自費リハビリは、保険を使わないサービスで、セラピストが1名で運営しているところも多いため、送迎をすることは基本的にはできません。

全国的には介護保険サービスを運営しながら自費リハビリをされている事業者もいるため、送迎ができる自費リハビリサービスもありますが、基本的にはないと思ってもらったほうが良さそうです。

もし送迎をしてもらえる場合は、ラッキーですが、送迎中の事故が保証の対象になるかは確認してもらうと良いと思います!

3.利用目的の違い
 少し内容的に重複してしまいますが、通所リハビリと自費リハビリは利用目的が全く異なります。

 通所リハビリは基本的には介護保険のサービスですので、通所してリハビリテーションをすることで、身体機能や生活機能の維持改善を図るというサービスです。あくまでも公的なサービスのような位置づけですので、個別にサービスをおこなうというよりは集団でのサービス提供を基本としますので、例えば病院のリハビリのように個別リハをたくさん受けるというイメージを持っている場合は、思っていたのと違うという感覚を持たれる方が多いようです。

一方、自費リハビリでは、利用目的は人によって全く異なります。例えば、生活は全自立をしているが、もう少し、楽に手足を動かしたいという方もいれば、趣味のゴルフやプラモデルなどができるようになりたいなどの公的保険の中で目標としづらいことも目的に利用されている方もいます。

もちろん生活機能を改善したいということで利用される方もいらっしゃいますので、自費リハビリのほうが目的がバラバラで個別性が高いというふうに捉えていただくと良さそうです。

続きは、次のコラムでお伝えしますね☆


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