開いているタブが増えて増えて仕方がない
ブラウザのタブを開いたまま貯めてしまう癖がある。
2019年6月末で100個を越していた。
そして2020年4月4日。
194個。着々と増えている。
マラソンなら褒められるペースでコツコツと数を伸ばしている。
なぜこんなにも増えるのかというと、後で読もうとタブに残しておいた記事を、すぐには読まないからだ。
その上、一度読んでから読み返したい記事も残しているので、さらにタブ数が増える。
このままでは増殖したタブに埋もれてしまうと心配するかもしれない。
大丈夫。眠ろうと思えば眠れるけれど起きておこうかな、という夜にタブを見返して整理するのだ。
タブ内容を時系列で抜粋してみる。
(←現在)国内の最新感染情報マップ、「芋屋金次郎」の地図、Quora、ポーランドの旅行記、ミックス言語、ポン・ジュノのインタビュー、「ミッドサマー」の考察、給水アプリ、「アイデンティティの椅子取りゲーム」、中間管理職トネガワ、ユーザーストーリーマッピング、寺田寅彦の読みかけ、m-flo「実験中」、Twitterのログアウト画面、アメリカvsイランの緊迫(→過去)
国内外の情勢に関わるものを太字にした。
今年の1月には(つい最近じゃないか)アメリカとイランの関係がかなり悪化し、ネットでは第三次世界大戦が起きるのではないかと騒がれていた。
この3月間で一気に時局が変化したものだ。アメリカとイランの関係について話している人は見当たらなくなった。
「芋屋金次郎」は同僚から教えてもらったおいしい芋けんぴ屋である。
「アイデンティティの椅子取りゲーム」はラジオから流れてきた歌詞を検索にかけたものだ。髭男の曲だった。
寺田寅彦は文筆家での推しなのだが、「錯覚数題」は読み切らず残してしまっていた。
似た題名の「涼味数題」は嘘みたいにするする読めた。
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こんな風にして、眠りたくない夜にタブをさかのぼることで、不要なタブを消したり、探していた言葉を再度見つけたりする作業をして時間をつぶす。
ただ困ったことに、眠りたくない夜は一年に一度あるかないかだ。
よって私が眠れる日々を過ごす間に、これからもブラウザのタブ数はドラえもんが増やした栗まんじゅうのように倍になっていることだろう。
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