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日晨上人の祥月ご命日にあたり

今日は妙深寺開基、初代日博上人の御師匠さま、佛立第15世講有 日晨上人の祥月ご命日。

先住も日晨上人のご采配で妙深寺のご奉公を開始し、毎月乗泉寺のご法宅にお伺いしながらご奉公を進められました。

妙深寺には日晨上人のご教導を収録したテープが何本も残されています。先住の質問にビシバシ答えられる日晨上人の肉声、すさまじいです。

40年ほど前、私たちの得度式にお出ましくださり、妙深寺のご宝前で5名一緒に剃髪の儀を執り行っていただきました。

昨日は宗門の佛立アンバサダーのご奉公でご墓前式や総会に参列することが出来なかったので、今日、乗泉寺世田谷別院へお参りさせていただきました。

8月の最終日、慌ただしいものの、ゆっくり、じっくり、本堂でお看経することが出来ました。様々なお懺悔とこれからのご奉公の誓願を祥月ご命日のご霊前に言上させていただき、妙深寺に戻って参りました。

明日は妙深寺でご祥月法要を営ませていただきます。
コロナ禍ということもあり、お参詣が集中しないように【役中協議会へ出席する必要のあるお役中さん】と【オンライン参詣のできない方】のみの、代表参詣とさせていただきました。申し訳ないです。

明日は関東大震災の第百回忌のご回向もさせていただきます。マグニチュード7.9、被災者190万人、死者・行方不明者10万5000人という大災害のご回向です。どうか、ご一緒に、よろしくお願い申し上げます。

それにしても、連日連夜「カルト」や「セクト」「宗教二世」などが話題となり、迷う人が増えているはずです。今こそ「お寺と共にある暮らし」ですがコロナ禍がまっすぐに歩む人の足まで止めてしまいます。歯がゆいです。

負けずに、前を向き、胸をはり、勇気をもって、しかも明るく、たのしく、生き切りましょう。

「おもしろき こともなき世をおもしろく」

高杉晋作の辞世の句、やはり上の句に含蓄があります。

「世の人はわれをなにともゆはゞいへ わがなすことはわれのみぞしる(龍馬詠草二 和歌)」

坂本龍馬が青年期に詠んだとされる歌。さすがです。

狂気的な情熱を傾けて、立ち上がり、動き回るほかありません。

学者、ものしり、評論家、不成仏。こういう御指南のあるところが佛立仏教の真骨頂だと感激しています。

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