日曜、池袋の中華フードコート、一人飯

「池袋の裏側らへんに本場の中華屋がたくさん進出しているらしい」

日曜日、遅めに起きた私はふとTwitterで聞いたある噂を思い出し、早速埼京線へと乗り込んだのだった。日曜って何か爪痕を残さないと損した気分にならない？

ラム？だった気がする。

真っ赤な香辛料に包まれた肉は食べてみると意外にも辛くなく、パクパクパクパクと食が進む。美味くないわけなかろうが。日曜の昼間から飲んでるんだぞ？

鶏の足。

一見食べるところがなさそうだが、細い骨の周りにはぷにぷにとした肉が結構付いており、口へ運ぶとなるほど、大地を駆ける鶏の力強い味がする。

ベタベタになった口の中へ青島ビールを流し込む。うまい。小籠包に雑に醤油をかけて食う。うまい。再びビールで締める。うまい。

中華の少し気に入らないのは一人飯を想定していないところで、たいていの中華屋は量的に二皿目が頼めない。しかし、フードコートとなれば話は別だ。チマチマしたものを少しずつやることができる。一人飯が多い私にとってこれほどありがたいことはない。

中華のフードコート、かなりアリです。

（所要時間１２ふん）