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【Making of】「奴隷ラムシル 連載版」

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SF小説「奴隷ラムシル」を連載小説に変える記録と経緯です。
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記事一覧

題名を変えようか?

 長く黙ったままでちょっとずつ書いていますが、フッと思ったのはこの際題名から変えてしまお…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その20 エンディング大幅変更

 まだやってんのかよ、と言われそうですが、やってます。ところで、エンディングの部分を大き…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その19 キャメル画像

 Bing Image Creatorで砂漠を移動する時に使うラクダ型移動機械キャメルを描かせてみました。…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その18 報復

 しばらく留守にしていてすみませんでした。毎日書いてはいますが、進捗が思わしくなかったの…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その17 イジワル夫人のエピソード

 以前に、登場人物の個性をもっと際立たせようと書いていたのですが、奴隷化された主人公が部…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その16 シンプルでない悪役

   昔の悪役や単純に悪の権化でした。あいつは悪人というところから一歩も出ないで終わり。…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その15 エピソードを全面変更

 ラムシルのオリジナル版ではちょっとマニアックで細かい技術的な事を背景に置いてエピソード作りをしていましたが、その部分は全面削除して別のものに置き換えようと考えました。  マニアックなエピソードも例えば大藪春彦氏のようにバイオレンスに詳細な銃の知識が加わればリアリティが増すのでしょうけれど、それも使いようでしょう。私の知識をあまり披露したところで意味はありません。反省して止めます。それよりも、主人公が周囲の環境から影響を受けて気持ちを変えて行く方に重点を置く方が良いに決まっ

「奴隷ラムシル」連載化構想 その14 自由の前提条件

 奴隷という言葉から、その逆の自由という言葉が導き出されます。ですが、奴隷→自由という時…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その13 従うか死か

 今回もその12の続きのような話です。  今の日本で働くとなると何になりますか? ほとんど…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その12 死と隣合わせの自由

 人間は面白い考え方をするものです。人間はいつでもかなり確実なものとして想定していて、そ…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その11 魂を売る

 「魂を売る」という言い方をしますと、悪魔のようなのが出てきて「お前の魂と引き換えに願い…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その10 恐怖について

 「恐怖」というと、何を思い浮かべますか? ホラーやスリラー? ゴキブリ? 明日のテスト…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その9 人の意識と共感と

 主人公の行動の動機というのはけっこう重要ではないでしょうか? ここでまず考えるのは書い…

「奴隷ラムシル」連載化構想 その8 本編に出てこない未来

 その7で循環を加える事をお話ししました。それを念頭に書いていましたが、結局その追加部分を本編に出て来ないその先の未来を思わせるものとしてみました。  主人公ラムシルは追い詰められて現状社会から逃亡する事にします。この逃亡はそれをそそのかす者がいて行われるものです。その逃亡旅行の途中でベルナールという初老の男に声をかけられます。ベルナールはずっと以前のある事件に巻き込まれており、それを救ったシーラという女性に会う為にある計画を立てています。結果としてはシーラに再会する事がで