(告知・動画共有)「パラダイムシフトと集合的トラウマの癒し イントロワークショップ」
5月15日にオンライン開催した「パラダイムシフトと集合的トラウマの癒し イントロワークショップ」の録画視聴チケットを購入いただけます。
*内容はタイトルとやや相違があり、「パラダイムシフトと集合的トラウマの起源」「ホリスティックな視点で集合的トラウマと向き合うために集合的ギフト・リソースにも目を向ける必要がある」といったものになっています。
本編(2時間)+放課後タイムでのディスカッション
【録画公開方法】
公開期限は7月31日夜の予定です。
公開後、ご購入者の皆さまにPeatix経由のメッセージにてご案内いたします。
*7/22〜7/25にお申し込みいただきました分に関しましては、7/25夜にURLと共にメッセージを送らせていただきます。
お申し込みは↓から。
〜以下、5/15 のオンラインワークショップのご案内〜
***共同ホスト***
佐野浩子(さのひろこ)
認定プロセスワークディプロメイト、臨床心理士、公認心理師、Presence Bloom代表。一般社団法人日本プロセスワークセンターファカルティ。ソマティックエクスペリエンス初級プログラム修了。大学院終了後児童養護施設や暴力被害女性のための施設等で心理士として勤務。1992年にアーノルド・ミンデルと出会い、その後米国オレゴン州ポートランドのプロセスワーク研究所にてプログラムを修了。都内でカウンセリングを行う他、一般総合病院にて昏睡状態の人へのアプローチ (コーマワーク) や、緩和ケアにおける支援を行っている。身体ー心ー関係性ー社会のつながりに目を向けながら、身体や無意識領域も含めたファシリテーションを心がけている。
Presence Bloom:
https://presence-bloom.jimdofree.com/
大野誠士(おおのせいじ)
カリフォルニア州公認心理セラピスト、ソマティック・エクスペリエンス認定プラクティショナー、Office Seiji Ohno 代表。CIISソマティックカウンセリング心理学部元専任教員・准教授。トラウマとPTSD、発達心理学、セラピーにおけるコミュニケーションなどの授業を担当。二世代前に戦争相手だった国の大学院レベルで、トラウマについてのコースを受け持ったおそらく初めての日本人。神話学・深層心理学修士。ソマティックカウンセリング心理学修士。現在は日本でベンチャーキャピタル、企業のリーダー層、社会起業家、教育関係者、女性政治家、助産師、お母さんたちとの繋がりなどを通じて、社会システムや個人の意識の変容に取り組んでいる。
Office Seiji Ohno:
https://seijiohno.jp
秋元香里(あきもとかおり)
バイオグラフィーワーカー/心理カウンセラー。 2010年バイオグラフィーワーカー養成コース (スイス・ゲーテアヌム School of Spiritual Science 認定)を修了。ディプロマ取得。2016年アントロポゾフィー (人智学) 心理カウンセリング・ファウンデーションコース修了。 2020年、オットー・シャーマー博士(マサチューセッツ工科大学上級講師) とそのチームによる変革リーダーシップのためのオンラインプログラム ”GAIA Journey” の日本語トラック運営チームに参加。同プログラム参加者たちとともに「集合的トラウマと癒しHub」を立ち上げ、探究を続けている。
今回のワークショップでは、まず初めに大野が周産期トラウマヒーリングワークに由来する「安全な場づくりのための原則」を紹介し、それから、今起こりつつあるパラダイムシフトについてのプレゼンテーションをします。そして、なぜより美しく優しい社会・パラダイムへとシフトして行くために集合的トラウマにも目を向ける必要があるのかについて話しながら集合的トラウマへの基本的な理解を深め、それを癒していくために必要と思われるアイデアや考え方についても触れていきます。
それから、秋元をモデレーターとして迎え、佐野と大野の三人で対話する中で、さらにパラダイムシフトや集合的トラウマの癒しへの理解を深めたり、探求のための新しい質問を見つけたりしながら、三人が仲間たちと創り上げられたらと思い描く「パラダイムシフトと集合的トラウマの癒しのためのネットワーク」という場づくりのための次の展開も模索していきます。
「生まれたがっているものは何か。この問いを通じて、私たちは集合体の未来という織物の中へ入っていく方法を学ぶ。共創活動の一部を建設的に担う方法を学ぶ。」
〜「集合知の力、衆愚の罠」(英治出版)より
内側の世界でも外側の世界でも、自然なバランスが崩れていたり、本来あるべきはずの循環が滞っていることが様々な社会問題、そして、気候危機のような状況を創り出しています。自然な循環を止めている要因の一つとして、未消化のままになっていて、分断を引き起こす様々なトラウマが存在しています。
集合的トラウマは比較的まだ新しい概念で、現在進行形でゆっくりとそれへの理解と癒しへの取り組みが進んでいっているものですが、個人のトラウマの傷が身体や考え方やライフスタイルなどに影響を及ぼすように、家族、社会、国、文明レベルなどの集合的トラウマの傷もそのグループ内部での行動様式や生き方に影響を与えています。そして、個人レベルでのトラウマの癒しがその人を制限された人生から解放し、より自由な生き方へと導くように、集合的トラウマの癒しはそのグループ内外に活力と希望をもたらし、より平和な社会の訪れに寄与すると考えられます。
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