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理性と感情の対比は日常に遭遇する衝突ですが、類似する概念に理論と感覚という言葉がありま…
現代文明の根幹には科学礼賛の精神があります。便利な社会生活にとって科学は不可欠な学問で…
この宇宙には何一つ、完全に静止しているものは在りません。 観測可能な宇宙が全方向に膨…
職場でイジメを受けている、と彼女は言いました。詳しく話を聴きますと、かなり深刻な状況に…
占い師と予言者は別物です。 「なぜ占い師が一人も**を予言出来なかったのか」という指…
当たるも八卦、当たらぬも八卦。 易経の研究を始めて1ヶ月経過しました。たかが1ヶ月、然…
夢に知人が現れたとき。平安時代ならば相手が自分のことを想っていると解釈されました。当時の夢は今よりずっと神聖なものだったのでしょう。 現代日本では夢を個人の脳における情報処理の副産物と考えます。しかしながら、睡眠や夢について全てが科学的に解明されたわけではありません。 後年に「そんなわけがない」と笑われるようなことを、現代の私たちも科学という枠組みの中で信仰しているかもしれないのです。科学は有用ですが万能ではありませんから、行き過ぎた科学至上主義は過剰な神秘主義と同
仏陀は輪廻転生を否定し、それを無明に対する明と称し、以て解脱と説きました。彼は輪廻転生…
夢をみました。 それは災害の発生から2週間も経たない頃のことでした。当時、私の住んで…
年明けて数日が経ちました。 未来を明示することは避けますが、私たちは激動の時代を生き…
それは私がまだ大学生だった頃の話です。 当時交際していた彼女と京都旅行を計画して、有…
十月もあと数日で終わり、十一月が訪れます。 和風月名で表現するならば、今は神無月。神…
人の死に触れる度に、生命の有限性を感じます。人に与えられた僅か数十年の寿命は一閃の霆に…
天地が崩墜することを憂いて寝食を廃する人がいたら、それは心配性どころか、不安神経症とか心身症などと称されるかもしれません。 もし不吉な何かが起きているような、ただならぬ気配を感じてそれに巻き込まれていると確信していたら、それは妄想気分かもしれません。 例えば風鈴が鳴るのをみて天地が崩墜すると確信したら、それは妄想知覚かもしれませんし、何の誘因もなく「天地は崩墜するが、それを防ぐためには寝食を廃するしかない」と確信したら、それは妄想着想かもしれません。 これらは一次