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『モチベーションの賞味期限』という問題への回答としての”朝スクー”について

◼️「明日から使える」は明日使えない?

書店やネット記事で『明日から使える◯◯』というタイトルでビジネススキルが紹介されているのをよく見かけます。その度にいつも思うのが、

「”明日”にはそのスキルを活用するモチベーションが絶えているに違いない」

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という悲しい確信です。

思い出されるのは『小さな習慣』という書籍。”習慣化”のテクニックについて書かれているのですが、その中で強調されているのが「モチベーションを当てにすると習慣化には失敗しますよ」というメッセージ。繰り返し、「モチベーションは当てになりませんよ」と筆者は説いています。

「モチベーションは当てになりませんよ」

これこそが、僕が朝スクーが解決し得る、最も価値のある問題だと思っています。


◼️前提:”Schoo”というサービス内の”朝スクー”

この記事をご覧の方にはもちろん「Schooって何?」という方も多数いらっしゃると思うので、少しだけ前提の共有を。

Schoo

簡単に言うと、オンラインで、生放送で、大人が学習できるサービスです。

◼️モチベーションの賞味期限は超短い

「モチベーション=「人が何かをする際の動機づけや目的意識。」って、体感ですが、たぶん賞味期限は2時間ぐらいです。もっと短いかも。

例えば僕が最もモチベーションが上がる瞬間って、おそらく「かっこいい男が主人公の映画を見た直後」なんですね。

・俺もああやって目的のために脇目も振らず突き進むぞ
・印象的な言葉を残していくぞ
・どんな危機的状況でも余裕を見せるぞ
   (↓こんな感じ)

そして、映画館を出て2時間後には、いつもの自分に戻っているのです。
あんなにモチベーション上がっていたのに。

もちろん、夜に何かを学び、それを翌日の仕事などの活動に生かしている人はたくさんいるでしょう。そして僕はそういう人を便宜上”強い人”と呼んでいます。
ではその対極となる”弱い人”とはどういう人か。それはつまり、せっかく湧いたモチベーションも2時間程度で終息し、次にまた「学ぼう」という意志が起き上がってくるのをただ待つ他ない、僕のような人間です。


◼️かといって朝活はツライ

ここで一つ誰もが考えるのが、「じゃあ朝学べばいいじゃないか」ということ。

朝に学べば、その後の仕事ですぐに生かせるじゃないか、というソリューション。つまり「朝活」。

しかし、私たち”弱い人”にとって、朝活はツラいのです。何なら、チャレンジをしようとさえ思いません。そもそも、「今よりも朝早く起きて学習」などという高尚な活動をするくらいなら、「モチベーションの賞味期限が〜」などと文句を垂れずに黙々と学習とその応用を続けているはずなのです。

つまり、朝活とは(少なくとも我々”弱い人間”にとっては)ソリューションではなく、”新たなタスク”となってしまうのです。つまり、「夜に学んでも、翌日にはモチベーションが無くなってしまうから」朝に学ぼうとと思ったのに、朝に学習時間を取るためにまたモチベーションが必要になってしまうのです。

しかも、「朝早く起きよう」と決意するのは遅くても前日の夜なのですから、先ほどから繰り返しているとおり、「早起きしよう」というモチベーションは実際に起きる時間にはもう終息しています。

なんという無間地獄。

もちろん実際に朝活をやっているよという人からは「そうじゃない、君は朝活を勘違いしている」と指摘を受けると思いますが、ごめんなさい、所謂「朝活」は難しいんです。っていうかたぶん無理なんです。


◼️『朝スクー』の最大のセールスポイント

朝スクー(正式名称:『10時始業ビジネスパーソンが仕事前に参加する授業』)は、毎週月曜あさ9時からの45分授業です。

朝スクーは、朝活もできないしモチベーションも長続きしない”弱い人間”の代表である自分をターゲットペルソナとして、企画しました。

 ・早起き不可
 ・朝9時からバスに乗る(通勤する場合)
 ・朝9時からメールやチャットのチェック(リモートワークの場合)
 ・やる気はあるけど「やれる気」がもっと欲しい

そんな自分のニーズを全部満たしてくれる企画を、ということで考えました。

しかし、そんなことを言いつつ、朝スクーで一番のポイント何かというと、この人だと思うんです。

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徳田 葵(とくだ あおい)。
我がスクーの受講生代表(先生と共に授業の進行を担う、アナウンサー的役割です)。

月曜の朝「これから仕事だ」という時にこんなに元気づけてくれる人は徳田さんを置いて他にはいません

 ・こちらが聞きたいことを先んじて先生に聞いてくれる
 ・明るいからこっちも明るくなる気がする
 ・分かりやすくまとめてくれる
 ・質問や意見のコメントを拾って先生に 上手く投げてくれる

◼️『さあ、今週をはじめよう。』の意図

朝スクーは2020年3月に始まり、4月より『さあ、今週をはじめよう。』というキャッチコピーを付けました。

多くの人にとって月曜日は「また今週が始まった・・・」と憂鬱になる曜日かもしれない。

でも朝スクーによって、”今週”を”始まるもの”から”始めるもの”へ変えられたら。

そんな思いを込めたキャッチコピーです。

いつか、日曜夜のサザエさん症候群の治療薬として、月曜あさの朝スクーが日本で定番化する、そんな日がくるといいなと思っています。

あ、生放送の受講は無料です。
https://schoo.jp/class/6703

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