カミガタ物語 (写真と動画付き)

今日の内容は、前回の投稿の写真と動画付き投稿です!

ぜひお楽しみください(^^)


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髪型に自身の持てなかった女性が

ある美容室に出会って、素敵に変身を遂げる・・・

読み終えた後にはきっと、

いつも行ってる美容室、

これから出会う美容室を

もっと好きになれる、

そんな不思議な物語です。

それでは、不思議な世界へ。

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とある会社に勤めている独身の花子さん。

年齢は33歳。

彼女はとても明るくて、仕事もできる。

後輩にも好かれていて、憧れの女性。

ただ、なかなか彼氏ができません・・・・・

本当は彼氏が欲しい。。。

でも女性から憧れられるキャリアウーマンでもいなきゃいけない。。。

その悩みは花子さん以外の誰も知りません。

そんな花子も…

彼女は2ヶ月に一度美容院に行きます。
トレードマークのショートヘアを綺麗にするために。

「今日はどこの美容院に行こっかな??」

花子さんは毎回違う美容院に行きます。

理由は初回の割引目当て・・・

「あーさっぱりした。帰ってビールでも飲んじゃおー」

独身の花子さんは、毎日充実です。

そんなある日
朝礼にて部長が

「えー今日からこの部署の配属になった太郎くんだ」

「太郎です、よろしくおねがいします。」

太郎は身長も高く、スポーツのできそうな爽やかな男性。

年齢は34歳

なんと独身。

瞬く間に社内の人気者に

花子の後輩たちも太郎が気になっている様子・・

「太郎さんの歓迎会しましょう」

後輩の一人が言いました。

そして部署の仲間で太郎の歓迎会をしました。

女性陣はみんな太郎に話しかけます。

「太郎さんて彼女さんはいるんですか?」

「いや、今はいないんだよ」

「きゃー!」

「じゃあどんな女性がタイプなんですか?」

「う〜ん 家庭的な子」

「きゃー!」

女性陣の興奮はさらに加速します。

「好きな女性の髪型は??」

「やっぱり断然ロングかな!」

「きゃー!」

女性陣はほとんどがロングヘア

喜びにあふれかえってました。

ただ一人ショートカットの花子は

「ちぇっ 太郎さんもロングヘアが好きなんだ・・・・」

ボソッと呟きました。

実は花子も密かに太郎をきになっていたのです。

太郎が配属され2ヶ月

年が近いせいか、花子とも仲良く話すようになりました。

「花子さんは髪の毛伸ばさないの?」

「うん、ショートが好きなの。でも、なんで?」

「いや、女性はやっぱりロングヘアがいいなって」

花子さんは考えました

「なんで男ってロングヘアが好きなんだろう・・??」

【皆さんの周りにも、こんな風に考える女性多くないですか?】

そして花子は伸びきった髪の毛を触りだし

「美容院行かなきゃ」

いつも値段で探していた花子。

今回はちょっと真剣に探してみました。

「ショートカットが得意な美容室は・・・と」

「う〜ん ここかな」

その美容室はショートカットを得意とする

「henshin」という美容室。

担当してくれた男性美容師さんのサリーさんは気さくな感じでこう言いました。

「髪型は人生を変える最高の魔法なのよ」

花子さんはびっくり

髪型で人生を変える??

よくわからない花子さんは

「おまかせでお願いします」

とだけ伝えました。

サリーさんは

「私はね、みんなの髪の毛を触るだけで悩みがわかるの」

と言い出しました。

「あなたの髪の毛、全然楽しそうじゃないわ。

きっと言いたいことをいつも我慢しているのね。」

「自分にもっと自信を持たなきゃ、髪の毛がかわいそうよ」

なんとなく、花子さんはドキッとしました。

「なんとなく当たってます・・・・・・実は・・・・・」

花子さんは今まで他人に話さなかったことをサリーさんに話し始めました。

『いつもカッコよくいなきゃいけないこと』
『仕事をバリバリこなさなきゃいけないこと』

そして

『彼氏ができないこと』

サリーさんは言いました。

「今日の髪型できっと彼氏ができるわよ」

花子さんは思ってもみなかった事を言われ、

ビックリしたように

「だってショートですよ!男性はみんなロングヘアが好きなんでしょ。

それなのに彼氏ができるなんて、、絶対に嘘だ!」

・・・するとサリーさんは

「なんで男性がロングヘアが好きか知ってる?」

「そんなこといきなり言われても。。

長いほうが色っぽいとか、可愛いとか・・でしょ?」

不思議げな花子さんをみて、サリーさんは言いました。

「ショートでもロングでも色っぽさや、可愛いは作れるの。なんで男性がロングヘアが好きか・・・

それはね。。。。。。。。。」

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【皆さんも是非考えてみてください】

花子はドキドキ。

サリーさんがいいました。

『それは男性の初恋』

「初恋の時って、たまらなくドキドキするじゃない
知らないうちに男性は女性にそのドキドキを求めちやうのよ。

その時の好きな子の髪型が脳裏に焼き付いてるのよ。

覚えてるわけじゃないんだけど、忘れてないのよ。」

「それが『甘酸っぱい』って気持ちでしょ

あの「甘酸っぱい」って大人になると味わえないから

そこをうまーくデザインするの。髪型でね。

だから、ショートだろうとロングだろうと
髪型に「甘酸っぱい」を加えたら彼氏なんてすぐできちゃうから。」

「任せて」

サリーさんはそう言うとハサミを動かし始めました。

アレヨアレヨというまに

花子さんはとっても短いショートヘアに

花子さんも
「うあー今までで一番短い。。けどなんか楽しくなってきた」

花子さんは笑ってます。

「いい顔で笑ってるわ、最高」

サリーさんのカットはとても気持ちよく

気づいたら、新しい髪型の花子さんが鏡の前にいました。

「はいお疲れ様 甘酸っぱさ全開のショートの完成よ」

花子はその髪型をとっても気に入りました。

嬉しくて、何度も何度も鏡を見てしまう花子

「明日、仕事行くのたのしみだな」

次の日・・

「おはようございまーす!」

いつも通り、元気でかっこいい花子

すると太郎が

「あれ花子さん髪の毛切った?? すごい可愛いね!」

花子は

「いいでしょ! お気に入りなんだ!」

そして後輩たちも

「花子さん、可愛い! いつもと違いますね!!」

花子は笑顔が止まりませんでした。

サリーさんの言っていた「甘酸っぱい」

この意味が少しわかった気がした花子でした。

皆様も本当に笑顔になれる美容室を見つけて

「甘酸っぱい」をたくさん手に入れてください。

そんな甘酸っぱいお話です。

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「花子さん、こ、今度、遊園地でもい、行かない??」

END




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