2022-01-31 謎の死を遂げた巨大星の行方
2022年1月31日。毎日投稿31日目!
一か月継続できました👏
それにしてももう2022年の12分の1が終わったんですね。。。なんとはやいことでしょう。
今日の画像はこちらから!
credit:M. Park/Inigo Films/LSST/AURA/NSF
abceed
今日はabceedに登録されている単語帳で学習しました!
(TOEICまで28日!)
mmmEnglish
I watched this video today!
https://youtu.be/9AQuXXU8gLk
今日の論文
Nothing to see here: Failed supernovae are faint or rare
今回の論文を一言で表すと、
「謎の死を遂げた巨大星の行方を追え!」
です!
巨大星の死~超新星爆発~
みなさんは 超新星爆発 という現象を聞いたことがあるでしょうか? 数年前に「ベテルギウスがもうすぐ爆発する!?」というニュースが流れたこともあり、聞き覚えのある方もいるかもしれません。
動画1. もしベテルギウスが爆発したら...
太陽の8倍よりも大きな星は、十分に自身の中で起こる核融合による燃焼で身を燃やし尽くすと、収縮しようとする重力が核融合により生じる熱で星の形を維持しようとする力を上回り、自己重力で崩壊し爆発することがあります。これを超新星爆発といいます。
輝くことなく消えた failed supernovae
そんな中、超新星爆発を起こすのに十分な質量を有しながらも、明るく輝くことなく消えていく星の存在を示唆する観測が見られるようになりました。
しかし未だ、確定的な証拠はありません。
そこで、この研究では、来る Vera C. Rubin Observatory による観測で failed supernovae が観測される確率を計算しました。
図1. Vera. C. Rubin Observatory
その結果、一年あたり、1.7 から 3.7 個の failed SNe が観測されると予想しました!もうすぐ観測スタートとなる Vera C. Rubin Observatory failed SNe の証拠が観測される日も近いかもしれません!
その瞬間を楽しみに待ちましょう✨
論文について
タイトル:Nothing to see here: Failed supernovae are faint or rare
掲載雑誌:submitted to MNRAS
筆頭著者:R. A. Byrne @College Dublin
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今日も一日お疲れさまでした✨
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