POOLO JOB3ヶ月での学びとこれからのトラベルクリエイターに伝えたいこと
さて、いよいよ「旅を仕事の1つにするトラベルクリエイターコース」POOLO JOB2期生としての3ヶ月間の活動に幕を閉じる。この3ヶ月間で私が学んだこと、感じたこと、そして改めて「トラベルクリエイター」になるためには何が必要なのか、自分なりの考えもアウトプットしていきたい。
POOLO JOB2期生としての活動期間を振り返る
まず、POOLO JOBでは、毎週水曜日に現場で活躍されているライターさんやフリーランスの方をお招きし講義をしていただいた。ライティング、カメラ、SNS発信のコツやマインド面のことまで時間の許す限りお話していただき、膨大な情報量をインプットした。そして、POOLO JOB運営からは、毎週noteの執筆2つ、毎日SNS発信3投稿、毎月メンター提出記事1回のプレゼント(課題)をいただき、インプットしたことをアウトプットしていく、怒涛の3ヶ月間となった。
日々の執筆課題に対しては、講師の方から学んだことを活かし、本業の隙間時間を使って記事の構成、読者層の設定、使用する画像の選定など事前準備を徹底することを心掛けた。そして執筆をして、記事に不備がないかを見直していく。期限も1週間と短い中で、このルーティンを保ち淡々と課題をこなしていけたと思う。記事内容にはまだまだ未熟性があり、設定した読者層に届く記事にはまだなっていないかもしれないが、自分の伝えたいことをしっかり文章にできた感覚があり、達成感を感じている。
また、日々のSNS発信も、「1日3投稿」という課題を達成できる日は少なかったが、これまでほとんど発信してこなかったXでの投稿をはじめ継続することにつながっている。これだけでも私としては大きな前進だと感じている。フォロワーを伸ばしていける投稿まではまだ至っていなくとも、「発信」をすることで自分の認知度を上げていくことが可能になる。Instagramでは絶景写真家として各国の絶景をお届けできる人になり、Xでも自分が行っている活動のアピールをどんどんして行ける人になりたい。このようにしてSNS発信に対する意識がものすごく上がった期間となった。
そして3度のメンター課題。「旅の記事」「POOLO JOBメンバーインタビュー記事」「地域取材記事」ととてもハードルが高い課題だったが、初めて自分が書いた記事を客観視してもらえる、しかも既にライターとして現場で活躍されている偉大な方からの添削をいただける貴重な機会だったので、大切にする想いで臨んだ。実際に3度の添削をしてもらい、まだまだ記事として世の中に出せるレベルには至ってない状況かもしれないけれど、メンタリング会では自分の悩んでいることをメンターさんに質問できたし、他メンバーの記事のフィードバックを聞く時間にもなって、とても意味のある時間になった。もっとメンバーの記事や、世に出ている媒体を読み込んで、自分の記事に盛り込んでいきたいと思えるようになった。
こうして、ライターやカメラマンとして確立するために必要な情報をインプットできたことから、今後のキャリアについても具体的に考えていける一つのきっかけにもなれた。
「トラベルクリエイター」という仕事について考える
では、トラベルクリエイターとはいったいどういった仕事のことを表すのか改めて考えてみたい。
私は、トラベルクリエイターとは、ここまでPOOLO JOBでも学んできたようなライティング、カメラ、SNS発信を駆使して、旅についての魅力を広めていく仕事のことだと思う。「トラベル」を記事や写真などで「クリエイト」するわけなので、自分が行った旅先を記事やSNSで紹介して、その土地の観光業の発展に向けてPRしていくのも一つだし、旅行好きの人たちに共有することでその場所や自分の認知度を上げていくのも一つ。ライティング、カメラ、SNS発信術を磨いていけばいくほど、「クリエイト」する力も伸び、トラベルクリエイターとして活躍していけると言えるだろう。そしてそういう仕事をしていけば、自然と世界を旅しながら働けるようになり、トラベルクリエイターという職業で充実した人生を歩んでいける一人になる。「世界を旅しながら働く」ことは、夢見てる人も多いのではないだろうか。
これからトラベルクリエイターを目指す人たちは、是非そういった自分の憧れのライフスタイルを実現したいと思う気持ちと、旅を愛する気持ちを前面に出していってほしいと思う。
最後に
私はPOOLO JOBの自己紹介記事で、「ライティング、カメラ、SNSという新しいスキルを手に入れたい」と意気込んだ。結果としては、今のマインドでは手に入れることは厳しいかもしれない。でも1つ分かったのは、「旅」を生涯続けていきたいということ。まだ見たことのない世界の絶景を見たい。まだ知らない世界の動物や自然と戯れたい。世界の海に潜って山に登りたい。そして世界中に住む多様な価値観の人と出会いたい。この欲望に満ち溢れた大好きな旅を生涯続けるために、手段としてライティングやカメラを選ぼうとした。なぜならそういった旅を続けながらでも収入が得られて、旅を続けやすくなるから。
「今のマインドでは厳しい」と先に書いたが、この本音を紐解くと、それはライティングやカメラを「手段」として考えていることだと思う。例えばライターとして収入を得る状態を確立するには、まずクライアントとの信頼関係を築き上げ、読者に伝わる丁寧な記事を執筆すること。そして何より心の底から執筆を楽しみ、ライターという職業に満足感を得られなければ、執筆を続けていくことは難しいと思う。私の性格上自分に厳しいところがあるからこういう意見になるのかもしれないが、大好きな旅を続けるためには、大好きな仕事と共にしたいという気持ちが大事だと気づいた。その点から、「ライター」という職業に対してまだやりがいを生み出しきれていないのが現状なのかなと思う。でも私は写真を撮るのが大好きだし、SNS発信にもやりがいを感じはじめている。なので自分が楽しいと思えることをどんどんやっていこうと思う。
よって、もう一つ最後に私からのアドバイスとして、これからトラベルクリエイターを目指す人は、せっかく大好きな旅を続けるのだから、やりがいや満足感を感じられる仕事と共にしてほしいなと思う。ライターだけでなく他にも旅に関わる仕事はいくらでもある。そして、どんなトラベルクリエイターになりたいのかを考えていってほしい。
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