SNS展とタコシェで買ってもらえたこと
今、東京にあるアーツ千代田3331という施設で「SNS展」という展示会が行われています。
開催するにあたり「#もしもSNSがなかったら」をテーマに様々な形態での作品を募集していました。
それを見て、私も1ヶ月ほど前にTwitterから作品を投稿しました。
それがこの3枚のイラストです。
タイトルは「わたしはこうなっていたし、あなたはそうなっていなかった」
採用されたかどうかはともかく、展示会はいろいろと刺激を受けるものもあって、とても楽しく考えさせられる一日となりました。
お近くの方はぜひ。入場無料です。
話は変わって。タコシェにて何冊か「きつねとたぬきといいなずけ」を購入いただけたようです!
やった!ありがとうございます!うれしい!!
と思いつつ、気になっていたことを一つ実行しようと思っています。
現在売られている1巻収録の20話までは、NOTEにてすべて読むことができます。
何の知名度もない私の漫画ですし、広く読んでもらうためには無料公開するべきだと考えています。
ただ、「本」を作って400円という価格で販売するようになり「…このままでいいのかな」とも思い始めていました。
「お金を払って読んでくれる人がいる(今の時点ではまだいないけど)…」
仮に本を買ってくれた人が、その後NOTEを見て確認して
「全部タダで読めるじゃん!買って損した!」
と思われても、本当に申し訳ないんですが、ただただ平謝りすみませんごめんなさい土下座、という思いでおりました。
いや、むしろ、本は本、WebはWebで別物だろう。画素数低いし。というか、もっと正直に言いますと、傲慢にもこの本買ってくれる人はそんな小さなことで怒りはしないとさえ思っていました。
…ですが、実際に「本を買ってくれた人が入る」という事実を知った瞬間、汗が吹き出ました。
うまく伝わるかわかりませんが、創作している当事者の私が、このままの状態で無料公開していることは、購入してくれた方に対して非常に不誠実だと思ったのです。
ですので、20話までの数話を、来週頭には有料NOTEにします。
該当箇所は、狐と狸と許嫁の因縁のはじまりの回を考えています。ダメおやじがベロベロに酔っ払って、小僧に運ばれるあたりの回ですね。
予期していないタイミングでの有料NOTEとなりますが、ご了承ください。
別で、以前から有料NOTEに関しては考えがあります。「NOTE」を使わせてもらっている以上、有料NOTEは利用活用するべきだと考えています。
ただ、どう利用するべきかすごく悩んでいます。いずれまた報告します。
20話以降、本でいうと2巻以降の話においては、おそらくですが有料NOTEにはしないつもりです。
「Web」と「本」で区別化するつもりで「ちょっと別のもの」にするからです。
「Web」と「実在の本」それぞれの利点を有効活用できればなと模索中です。うまくできるといいのですが…。
それではまた。
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