見出し画像

DXを進めたいけれど。。。

「DXを進めたいけれど、どこから手をつければ良いか分からない。。。」
そんなこと、ありませんか?

結構、当社にもこのような相談がきます。

以下は、Mt.SQUAREが考える企業変革を進める上での構造図です。

企業は、ミッション、ビジョンに基づいて社会に商品やサービスを投入し、社会的課題を解決しながら企業の価値を向上させていきます。
しかし、企業の資源は、無制限にあるわけではないので、目的を達成するために、その限りある資源を効率的に分配して競争優位を築いていきます。
この目的を達成するために、どの資源をどの組織に割り振っていくかを選択することが戦略です。
その割り振った大切な資源を効率的使わなければいけません。
それが、業務の効率化です。
この業務を効率化し、最大限のパフォーマンスを発揮する必要があります。
そのためには、どの業務にどのくらい負荷がかかっているのか?、どのくらいコストがかかっているのか?、どのくらい時間がかかっているのか?
ここが可視化されていなければ、どこから手をつけて企業変革を進めれば良いか、わかりませんよね。
業務を可視化することで、どこを改善、改革していくのかが見えるようになります。
そうなれば、あとはどのような手段で企業変革をしていくかです。
この手段が、近代ではテクノロジーを活用するということが重要になってきています。
いわゆる、デジタルテクノロジーを活用して企業変革をする、DX(デジタルトランスフォーメーション)ですよね。

さて、業務の可視化が重要なのはご理解いただけたのではないでしょうか?

そして、この業務の可視化をするツールがBPEC(Business Process Engineering Cycle)です。
こちらの記事も参考にしてください。


BPECを活用することで次のような業務の可視化が可能になります。
業務負荷グラフ
業務に負荷の原因が可視化されます。
業務改善やシステム導入は負荷の高い業務ほど効果が高くなります。
・システムやテクノロジー等のデジタル化技術などを導入して生産性を上げる
・負荷の高い業務を外部委託する
・手順を変えるだけで負荷が減る(無駄な作業があった)
等の施策が打てるようになります。

属人業務の妥当性の確認
1年間ひとりの人しかやっていない業務を一覧化し、業務リスクやムダ・ムラの発見が可能になります。
属人業務は業務の内容そのものがブラックボックスになり、リスクやムダがあることに気付いていない場合があります。
・この人が休みや外出の時、この業務は止まっているのか? 
 →急な事情で退職や休職になったとき、業務を問題なく遂行できるだろうか?(業務リスクの観点)

・これらの業務のアウトプットは何に使われているのか?
 →本当に必要な業務だろうか、優先順位の低い業務ではないか?(業務効率の観点)

スキルバランスの確認
業務配分のアンマッチや、業務ノウハウの明確化が必要なものを発見できます。
属人業務は業務の内容そのものがブラックボックスになり、リスクやムダがあることに気付いていない場合があります。

・スキルバランスは妥当か?
 →その人に払っている給料と、その人にやってもらっている業務はマッチしているかをチェックする。(業務適正化の観点)

・A業務やB業務はC業務にならないのか?
 →Cスキル業務へと簡素化・低スキル化することで、パート・派遣等への業務移管が可能になり、BPO、RPAの検討をすることも可能となる(簡素化の観点)。


コストの妥当性の確認

コストの妥当性を可視化することで、分析をより有効なものにすることができます。
メンバーごとに時間単価を設定することで簡易的なコスト分析が可能です。
単価には社会保険や福利厚生など、会社負担分も含めます。


というように、BPECでは、DXを進めるにあたって、どこから手をつけると効果的か、というエビデンスを得ることができます。
また、DXの導入後の評価についても、導入前・導入後で比較することで効果検証が可能になります。

Mt.SQUAREは、大きく考えて、小さく実行して、素早く効果を出すという
ことが重要だと考えています。
BPECを活用することで、小さく実行して、素早く効果が出るようなDXの施策を抽出することが可能となります。

BPECの資料についてはこちらからダウンロード可能です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?