『成果と期待値の微妙な関係』ビジネスにちょっとだけ役立つかもしれないこと
様々な活動をすれば、その活動に対して成果を求められることがありますよね。
企業の経営に関して言えば、さまざま関係者(ステークホルダー)から成果を求められます。
その成果に対しては期待値が存在します。
その期待値に対して少し超えた成果を出すことが、良しとされていたりしますね。
これは、対外的な期待値をくみとるわけですが、だんだんと小賢しくなってくると期待値を少し下げたり、期待値に対する防波堤をはったりします。
意図的にやっている場合もあれば、防衛本能から無意識的にやっている場合もあります。
これを期待値コントロールとかいったりします。
こんな記事を書いている僕はもちろん期待値コントロールをしたりしています笑
例えば、この記事のタイトルですが、普通にタイトルをつけるのであれば、『成果と期待値の微妙な関係』で十分です。
その後にわざわざ、ビジネスにちょっとだけ役立つかもしれないこととつけています笑
こうすることによって、めっちゃくちゃ役に立ちそうじゃんと思わせず、役に立ったたらラッキー的なことで防波堤を築いています。
これは、記事を書いて発信するのが僕で、それを読むのが読者であり、
主体は僕で、客体は読者です。
これはある程度、期待値をコントロールできます。
コンサル業界では、beyond expectations(想定外)期待値を超える成果を出せと言われます。
期待値のラインがフィックスしている場合はある意味期待値をコントロールするのはそれほど難しくありません。
しかし、その期待値が明確になっていない場合はちょっと厄介です。
期待値を読みとる銀の弾丸はなく、期待値を読みとるには相手の本質を読みとるしかありません。
その本質はなにか?
とにかく相手の事を深く知ることです。要求や期待に対して5回くらい「なぜ?」と問いかけていくとその本質が見えてきます。
マーケティングとかは、それを体系立てたものですね。
ここまでは、相手の期待値をコントロールするということでした。
一方で、時には自分自身の期待値をコントロールする必要もあります。
例えば、スタートアップの経営者です。
特にスタートアップの経営者はやる気に満ちています。
前向きで高いモチベーションを持っています。
最初からネガティブなスタートアップは少ないはずですよね。
しかし、やってみれば経営はシンドい…
夢だけを追っていても経営できない時もあります。
いい時もあれば、悪い時もあります。
起業時のワクワク感だけでは経営できないのです。
もちろん大きな夢を持つこと非常に重要です。その一方で最悪のことも同時に考えるということも必要だと思います。
そうする事によって、最悪な事が発生した時にも対処できるようになります。
周りには、大きな野心を持って、そう振る舞えば良いと思います。
その反面で個人は自身を過小評価しておく事です。自分を課題評価せずに、あまり期待しないという自分自身の期待値コントロールをする必要があると個人的には思います。
今回は、他の人に対して期待値をコントロールするのと同じように、自分自身の期待値もコントロールしようという話しでした。
うーん、伝わってますかね…w
おしまい
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